「過去に無い例なので、日本人として成功を収めたいという気持ちが強い」
ベガルタ仙台からCSKAモスクワに加入したFW西村拓真が『CSKATV』内でインタビューに応じ、一部英語を活用しながら意気込みを語った。
8月31日に完全移籍が発表され、UEFAチャンピオンズリーグの登録メンバー入りも果たすなど、契約をつつがなく済ませて練習に合流した西村。心境を聞かれると「とても幸せ、ここに来て興奮している」と述べ、その後は日本語でCSKAモスクワの印象を語った。
「僕にとってこの決断はそんなに難しくはなかったですし、上のレベルでやれることがすごく楽しみで仕方なかったです。日本と違って少しスピーディな感じがあったので、早く慣れてチームに貢献したいと思います」とJリーグからロシア・プレミアリーグへ移籍を果たした西村は語った。
「優勝争いをして、タイトルを取らなければならないチームであり、チャンピオンズリーグでしっかり戦うことがCSKAモスクワの使命だと思うので、そこに大きく貢献したい」としっかりとした口調で答えていた。
また、日本代表に関しても言及し、「もちろん日本代表で活躍したいと思っていますし、まずはここでしっかりと戦って、日本代表に貢献できれば尚良いです」
CL出場圏内のクラブにダイレクトインするのは日本人の歴史でも稀有なこと。新たな戦いが始まるまで後少しだ。