● ステーフェン・ベルフワイン(Steven Bergwijn)
代表:オランダ代表
Pos :LWG
生年月日:1997/10/7(21歳)
身長/体重:178cm/78kg
利き足:右
所属:PSV
昨季リーグ戦:32試合8ゴール11アシスト
▽PSVでメキシコ代表FWイルビング・ロサーノと強力WGを形成するオランダ産のスピードスターだ。アヤックスの下部組織出身で、11年夏にPSVの下部組織へ完全移籍。U-21チームで徐々に出場機会を増やし、2017-18シーズンからチームの攻撃を牽引する選手となっている。18年9月にはオランダ代表から初招集を受けている。
ベルフワイン最大の武器は、世界でもトップクラスのスピードと切り返しの深いドリブルだ。2018/19シーズン第4節終了時点で、全選手最多の16回のドリブルを成功させている。さらにはシュートの精度も高く、鋭いカットインからゴールを量産する。このプレースタイルから、右利きだが「NEWロッベン」と称されている。数年以内に多くのビッグクラブが獲得に乗り出すことは間違いないだろう。
● ハッサン・バンデ(Hassane Bande)
代表:ブルキナファソ代表
Pos :LWG
生年月日:1998/10/30(21歳)
身長/体重:178cm/68kg
利き足:右
所属:アヤックス
昨季リーグ戦:25試合11ゴール2アシスト
▽17-18シーズンに突如として現れたNEWモンスターだ。ブルキナファソのサリマタの下部組織出身で、17年夏にベルギーのメヘレンへ加入。全くの無名選手だったが、リーグが開幕するとゴールを量産。チーム総得点の35%にあたる11ゴールを記録するも、最終節にオイペンの豊川雄太が奇跡を起こしチームは降格を余儀なくされた。それに伴い18年夏にアヤックスへ完全移籍で加入している。
バンデはアフリカ人特有の身体能力に加えて、華麗なテクニックを持ち合わせている選手だ。左右どちらからも精度の高いシュートを打て、視野も広い。アヤックスで周りの選手との連携を磨けば、アフリカ屈指のタレントとなるだろう。ただ残念なことに18-19シーズン開幕前のプレシーズンマッチで負傷。復帰は19年1月頃が見込まれており、オランダデビューはもうしばらく先となりそうだ。
● マイロン・ボアドゥ(Myron Boadu)
代表:オランダU-17代表
Pos :CF
生年月日:2001/1/14(18歳)
身長/体重:180cm/67kg
利き足:両
所属:AZ
昨季リーグ戦:1試合
▽オランダに現れたムバッペ級の神童だ。AZの下部組織出身。15歳のときにU-19チームに昇格し、脅威の15ゴールを記録するなど当時から飛びぬけた才能の持ち主として知られていた。翌2016-17シーズンはオランダ2部のヨングAZでプレーし、リーグ史上最年少ゴールを含む6ゴールを記録。多くのビッククラブから関心が伝えられる中、17年夏にトップチーム昇格した。18年夏にFWワウテル・ウェクホルストがヴォルフスブルクへ移籍したことでトップチームで出場機会を掴み、17歳ながらエールディビジ開幕4試合で3ゴール1アシストと大暴れしている。
ボアドゥは既にAZ史上最高の逸材と称されており、フランス代表のキリアン・ムバッペ級の神童と期待されている。ドリブルやフェイントなど足元の技術はもちろん、驚異的なスピードも持ち合わせている。カウンターの場面では、一瞬のスプリントで相手DFを置き去りにしてしまうことも。利き足は左右を問わず、両足から精度の高いシュートを放つことが可能だ。
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