2019-20シーズン、昇格組のシェフィールド・ユナイテッドで大きく評価を伸ばしているイングランド代表GKディーン・ヘンダーソン。同シーズンに失点に直結するミスが目立ったレンタル元のマンチェスター・ユナイテッドでプレーすダビド・デ・ヘアに代わって正GKに押す声も多く、イングランド代表でも近い将来にスタメンの座を掴むことが期待されている。
- 【選手紹介】ディーン・ヘンダーソンのプレースタイルと選手紹介
- 【選手紹介】ディーン・ヘンダーソンのプロフィール
- 【ヒストリー】幼少期からプロ選手になるまで
- 【ヒストリー】6部→4部→3部と下部リーグへローン移籍
- 【ヒストリー】シェフィールド・ユナイテッドでプレミアリーグ昇格に貢献
- 【ヒストリー】初のプレミアリーグ挑戦
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ディーン・ヘンダーソンのプレースタイルと選手紹介
● 将来のイングランドの正GK候補。抜群の反射神経を武器に好セーブを連発。2019-20シーズンに1000分以上出場している選手の中では80%のアリソン(リバプール)に次ぐ76%のセーブ率を記録している。
● マンチェスター・ユナイテッドのスールシャール監督はヘンダーソンのことを「アカデミー出身のトップレベルの選手」と評価しており、近い将来にトップチームに定着することが期待されている。
ディーン・ヘンダーソンのプロフィール
選手名 | ディーン・ヘンダーソン(Dean Henderson) |
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ポジション | GK |
出身 | イングランド/ホワイトヘブン |
年齢/生年月日 | 23歳/1997年3月12日 |
身長・体重 | 188cm・85kg |
現所属チーム/背番号/利き足 | マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)//右足 |
代表/デビュー年 | イングランド代表/- |
過去所属 | シュルーズベリー、グリムズビー(イングランド)など |
クラブ・代表タイトル | FIFA U-20W杯(イングランドU-20代表) |
個人タイトル | フットボールリーグ1ベストイレブン(シュルーズベリー/2017-18) ゴールデン・グローブ賞(クラブ年間最優秀若手選手(シェフィールド・ユナイテッド/2018-19) クラブ年間最優秀若手選手(シェフィールド・ユナイテッド/2018-19) |
幼少期からプロ選手になるまで
ディーン・ヘンダーソンは1997年3月12日にイングランドのホワイトヘブンで3人兄弟の次男として生まれた。幼少期からクリケットとサッカーを熱心に取り組んでいたが、最終的にサッカーを選んだ。8歳でカーライル・ユナイテッドの下部組織に入団。6年間でカーライル・ユナイテッドでプレーした後、14歳となった11年にマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に入団。12年からはイングランドの年代別代表に選出。2013-14シーズンからはU-18チームのレギュラーとして定着した。U-18チームでの活躍を受け、15年8月にマンチェスター・ユナイテッドとプロ契約を結んだ。
6部→4部→3部と下部リーグへローン移籍
16年1月、ナショナルリーグ・ノース(イングランド6部)に所属していたストックポートにローン移籍。移籍後すぐにデビューを果たしたが、2月に22日に一度マンチェスター・ユナイテッドへ戻り、FAカップ4回戦シュルーズベリー・タウン戦でトップチームで初のベンチ入りを果たした。その後、再びストックポートに戻り、リーグ戦9試合に出場した。
続く2016-17シーズンはフットボールリーグ2(イングランド4部)のグリムズビー・タウンへローン移籍。移籍当初は2番手GKとしてプレーしていたが、12月末に行われた第22節よりレギュラーに定着。当時、マンチェスター・ユナイテッドで3番手GKとしてプレーしていたジョエル・ペレイラが負傷離脱した影響でローンバックされる1月末までの7試合でプレーした。
また、17年5月に行われたU-20W杯では代表メンバーに選出。2番手GKとしてイングランド代表の優勝に貢献した。
続く2017-18シーズンはフットボールリーグ1(イングランド3部)のシュルーズベリー・タウンへローン移籍。移籍後すぐにスタメンに定着し、公式戦48試合に出場した。
シェフィールド・ユナイテッドでプレミアリーグ昇格に貢献
2017-18シーズンの活躍が評価されチャンピオンシップ(イングランド2部)に所属するシェフィールド・ユナイテッド(以下ブレイズ)へのレンタル移籍が発表された。2017-18シーズンにチャンピオンシップに復帰していたブレイズは、正GKを固定出来ておらず新たなGKの補強が急務だった。背番号「1」を与えられたヘンダーソンは、開幕戦からスタメンの座を掴みリーグ戦全46試合に出場。リーグ最少の41失点に抑え、リーグ2位フィニッシュ&昇格に大きく貢献。この活躍が評価されクラブの年間最優秀若手選手とリーグのゴールデングローブ賞にも選出された。
また、17年夏より行われていたU-21欧州選手権予選では、第5節よりアンガス・ガン(サウサンプトン)からスタメンの座を奪い19年夏に行われた本大会も全3試合に出場した。
初のプレミアリーグ挑戦
ノイアーの後釜を探していたバイエルンやユベントスなども獲得に興味を示したが、結果的にマンチェスター・ユナイテッドとの契約を延長し、2019-20シーズンも引き続きローン移籍という形でブレイズでプレーすることとなった。初めてとなるプレミアリーグの舞台でも安定感のあるプレーを披露し、多くの試合で好セーブを連発。新型コロナウイルスの影響による中断までの27試合に出場し、リーグ2番目に多い10試合でクリーンシートを達成している。また、19年10月にはトム・ヒートンが負傷離脱したことに伴いイングランド代表に初選出。所属元であるマンチェスター・ユナイテッドのスールシャール監督はヘンダーソンを高評価しており、「2019-20シーズンのようなパフォーマンスが続けばクラブや代表で正GKの座を掴めるだろう。」と語っている。
ディーン・ヘンダーソンの動画
年度別出場成績
プレミアリーグ 36試合33失点
FAカップ 4試合4失点
FLC(英2部) 46試合41失点
FL1(英3部) 38試合32失点
昇格プレーオフ 3試合2失点
FAカップ 2試合1失点
EFLカップ 1試合2失点
EFLトロフィー 4試合2失点
FL2(英4部) 7試合6失点
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