▽これまでヨハン・クライフ、マルコ・ファン・バステン、デニス・ベルカンプ、エドガー・ダービッツ、ロナルド・クーマンら世界を代表するレジェンド達を多く輩出しているオランダ。ロビン・ファン・ペルシーやアリエン・ロッベン、ヴェスレイ・スナイデルらオランダ国籍の選手はもちろんのこと、ズラタン・イブラヒモビッチや元日本代表MF本田圭佑もオランダで大きく成長を遂げた選手の1人だ。
▽今回、「Evolving Data」が独自に現在エールディビジでプレーする期待の若手選手22名を厳選!後編です!
↓前編はこちら↓
*若手選手の年齢は「22歳」で区切りをつけております。
● ドニー・ファン・デ・ベーク(Donny van de Beek)
代表:オランダ代表
Pos :CMF/OMF
生年月日:1997/4/18(22歳)
身長/体重:183cm/74kg
利き足:右
所属:アヤックス
昨季リーグ戦:34試合11ゴール6アシスト
▽得点力を兼ね備えるアヤックスの司令塔だ。アヤックスの下部組織出身で、16年2月にトップチームへ昇格を果たしている。2016/17シーズンから徐々に出場機会を増やし、翌2017/18シーズンからはレギュラーポジションを確たるものとした。
アヤックスでファン・デ・ベークは「司令塔」の役割を担っている。アヤックス仕込みの華麗な足元の技術はもちろん、高精度のラストパスや得点力も兼ね備えている。中盤でボールを捌きながらゲームを組み立てつつ、タイミングを見計らってボックス内へ侵入してフィニッシャーとしても機能する。2018-19シーズンはトップ下で起用されることが増えているが、インサイドハーフやボランチで起用した方が彼の持ち味は発揮されるだろう。
● ミシェル・フラップ(Michel Vlap)
代表:オランダ-21代表
Pos :CMF/OMF/WG
生年月日:1997/6/2(22歳)
身長/体重:191cm/69kg
利き足:右
所属:ヘーレンフェーン
昨季リーグ戦:24試合4ゴール3アシスト
▽ヘーレンフェーンが誇る大型MFだ。ヘーレンフェーンの下部組織出身で、2017/18シーズンにレギュラーに定着した。元々はボランチの選手だがその攻撃性が買われOMFやWGで起用されることもあるが、2018/19シーズンに限っては一貫して本来のCMFの位置で起用されている。
フラップは191cmの高身長ながら足元の技術に優れている。さらにはミドルシュートやゴール前へ持ち上がってのヘディングシュートなどゴールバリエーションも豊富だ。これはラツィオに所属するセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチに通ずるものがあり、上手く化ければ彼のような選手になれるだろう。