【エールディビジ】若手逸材の宝庫!今オランダで見るべき若手選手22名(後編)2018/19シーズン版

>ノルウェーの神童や森保ジャパンにも選出された”あの選手”も!

 

● マルティン・ウーデゴーア(Martin Odegaard)
代表:ノルウェー代表
Pos :OMF/RWG
生年月日:1998/12/17(20歳)
身長/体重:178cm/68kg
利き足:左
所属:フィテッセ
昨季リーグ戦:24試合2ゴール(ヘーレンフェーン)

▽15歳でノルウェー代表に選出された神童だ。母国ストレームスゴトセトの下部組織出身で、14年夏にレアル・マドリードへと引き抜かれた。17年冬から1年半は小林祐希も所属するヘーレンフェーンへレンタル移籍し、18年夏からはフィテッセへレンタル移籍している。

 ウーデゴーアはボールコントロールに非常に優れ、ドリブル、ラストパスの精度も一級品だ。同世代の選手の中でもずば抜けた才能の持ち主だ。しかし、以前から決定力不足が懸念されている。ヘーレンフェーンに在籍した1シーズン半で43試合に出場し、わずか3ゴールに留まっていた。レアル・マドリードなどビッククラブで定位置を確保するには、さらなる得点力向上が求められるだろう。

● 堂安律
代表:日本代表
Pos :OMF/RWG
生年月日:1998/6/16(21歳)
身長/体重:172cm/70kg
利き足:左
所属:フローニンヘン
昨季リーグ戦:29試合9ゴール4アシスト


▽森保ジャパンにも選出された日本期待のアタッカー。ガンバ大阪の下部組織出身で、15年のACLでクラブ史上2番目の若さでトップチームデビューを飾っている。17年4月にJ1初ゴールを記録し、同年夏にオランダのフローニンヘンへ完全移籍した。初先発の試合で1アシストを記録する鮮烈デビューを飾ると、翌節ズウォレ戦で移籍後初ゴールを記録。海外挑戦1シーズン目から先発の座を射止め、エールディビジ29試合9ゴール4アシストと再成功を収めた。チームの最優秀若手選手にも選出されている。

 堂安は左利きでフィジカルが強いことからガンバ大阪のユース時代から「家長昭博2世」と称されていた。ボディバランスを活かしたドリブル突破を得意とし、相手DFを背負った状態でも前を向ける選手である。フィニッシュも非常に落ち着いており、シュートセンスも抜群だ。

● ダビド・ネレス(David Neres)
代表:ブラジルU-20代表
Pos :RWG/OMF
生年月日:1997/3/3(22歳)
身長/体重:175cm/66kg
利き足:右
所属:アヤックス
昨季リーグ戦:32試合14ゴール13アシスト


▽ネイマール2世と期待されるブラジルの神童だ。サン・パウロの下部組織出身で、17年冬にアヤックスへと引き抜かれている。2017/18シーズンからはレギュラーに定着し、エールディビジ32試合で14ゴール13アシストを記録した。2018/19シーズンは、ドゥシャン・タディッチの加入やハキム・ジイェフの残留に伴いポジション争いが激化。OMFなど新たな新境地を見出すなど奮闘中だ。

 ネレスはNEWネイマールと称されるほどの足元の技術が備わっており、本家さながらのフェイントで相手DFを欺く。狭い間でのパス交換も上手く、ラストパスやフィニッシュの精度も非常に高い。まさに「ネイマール2世」の名に相応しいタレントだ。18年9月にはクラブと新契約を締結。もうしばらくはアヤックスでプレーすることとなりそうだ。

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