【J1-2節】攻撃の起点となるアタッキングサード左45度【横浜FM-札幌】

データで語るよりも明らかな破壊力

本当に、オフのゴタゴタは何だったのかと思わされるほど、横浜FMの強さが圧倒的なものとなっている。開幕節が戦力的にも強い浦和レッズだったために、スタッツ上の成績はそこまで圧倒していないが、「支配的」と形容してもおかしくないほどの圧倒的な攻撃的ユニットが形成されている。

後半2分先制点/ダビド・バブンスキー

SB新井一耀→LMF齋藤学→OMFダビド・バブンスキーで決めたシーン。
全てを決したのはLMF齋藤学が『浮き球』のパスを選択した部分で、OMFバブンスキーも慌てることやボディバランスを崩すことなくスクリュー気味のシュートを放てたのも様子から見れば練習していた形なのだと思われる。

後半9分追加点/富樫敬真

LMF齋藤学→CF富樫敬真で決めたシーン。
圧巻は奪った後のLMF齋藤学のボールに対するチェイシング。CF富樫敬真も「離れた」というより「退いた」と形容したほうが適しているほどの鬼気迫る迫力だった。
別ページで記載するLMF永井謙佑(FC東京)もそうなのだが、アタッキングサードへの侵入力は日本人歴代屈指。問題はエリア内での決定力。永井と斎藤で異なるのは、LMF永井謙佑はパワーはそのままにシュートゾーンの基本が枠外。LMF齋藤学はパワーダウンし、枠内ショット。この部分の改善が見受けられれば個人として一つ上のステージに上ることができる。
素晴らしいのは得点したCF富樫敬真もそうだが、開幕戦同様こぼれ球に対してRMFマルティノスが詰めていることだ。確かに得点には絡んでいないし、コネクト的な行動ともならないが、ゴールに対して詰めている…第2・第3の得点チャンスを作り出す上で必要な姿勢を見せている。

後半28分追加点/ウーゴ・ヴィエイラ

CMF天野純→LMF齋藤学→CMF天野純→CFウーゴ・ヴィエイラで展開されたシーンだが、
前節浦和戦でのCK天野純→CFウーゴ・ヴィエイラで決めた左CKのゴールシーン以外、ほぼ全て同じ形と言ったいい。
フィニッシュ形態が、ショット型なのかワンタッチ型なのかの微差があるだけで左45°からの得点パターンが全てとなっている。

明確化されたユニット

演者を登場人物化させるならば、
主役:OMFダビド・バブンスキー
主要:CF富樫敬真(CFウーゴ・ヴィエイラ)
起点:CMF天野純
コネクト:LSB金井貢史(LSB新井一耀)
脇役:RMFマルティノス・(RMF前田直輝)
総合プロデュース:LMF齋藤学
左でつくって中と右でしっかりと決めきるのが形。
おそらくモンバエルツ監督的には、それでもなお、LMF齋藤学が決めきれるようになる部分まで考えているだろうけれど、
ユニットがしっかりとしているからこそ、動きがチーム内にも浸透しているのだろうし、CBデゲネク・CB中澤佑二が真ん中でどっしりとできる要因でもあるのだと思う。

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