【選手紹介】ビッグクラブが注目!欧州主要リーグ以外でプレーする有望株たち(2019年秋編)

● ドニエル・マレン(Donyell Malen)
代表:オランダ代表
Pos :CF
生年月日:1999/1/19(21歳)
身長/体重:179cm/78kg
所属:PSV(オランダ)
獲得が噂されるクラブ:バルセロナ、レアル・マドリード(スペイン)、アーセナル(イングランド)など

▽将来のオランダ代表エース候補。アヤックスの下部組織出身で15年夏から2年間アーセナルの下部組織でプレーしていた経験がある。17年夏にPSVへ完全移籍を果たすと、2018-19シーズンよりトップチームに定着。限られた出場時間の中で10ゴールを記録し、古巣のアーセナルを始めとする多くのビッククラブが獲得に感心を示した。19年夏にエースのルーク・デ・ヨングがセビージャに移籍したことに伴いレギュラーに定着。同年9月にはオランダ代表に初選出され、デビュー戦となったドイツ戦で決勝ゴールを記録するなど伸び盛りのストライカーだ。

● アルフレッド・モレロス(Alfredo Morelos)
代表:コロンビア代表
Pos :CF
生年月日:1996/6/21(24歳)
身長/体重:177cm/79kg
所属:レンジャーズ(スコットランド)
獲得が噂されるクラブ:アストン・ビラ、クリスタル・パレス(イングランド)

▽2018-19シーズンのスコットランドリーグ得点王。16年にフィンランドへと渡りHJKヘルシンキに加入したモレロスは、現在セレッソ大阪でプレーする田中亜土夢とホットラインを形成しゴールを量産。17年夏にスコットランドの強豪レンジャーズに移籍し、加入初年度からエースとしてゴールを量産。2018-19シーズンは18ゴールを記録しリーグ得点王に輝いた。同選手に対しては同胞のファン・パブロ・アンヘルがかつて在籍していたアストン・ビラをはじめ、クリスタル・パレスなどプレミアリーグのクラブが獲得に乗り出している。

● オドソンヌ・エドゥアール(Odsonne Edouard)
代表:フランスU-21代表
Pos :CF
生年月日:1998/1/16(22歳)
身長/体重:187cm/83kg
所属:セルティック(スコットランド)
獲得が噂されるクラブ:アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)、ナポリ(イタリア)

▽ムサ・デンベレ(リヨン)の背中を追うセルティックのエース。11年にパリ・サンジェルマンの下部組織に加入し、U-19チームでは2シーズンで60ゴール以上を記録するなど絶対的なエースとして注目を浴びた。その後、トゥールーズへのレンタル移籍を経て18年冬にセルティックに加入。当初から移籍が噂されていたデンベレの後釜として期待に応え、2018-19シーズンはリーグ戦で15ゴールを記録した。また、フランスの年代別代表でも各世代で絶対的なエースに君臨しており、15年に行われたU-17欧州選手権では優勝に導くと同時に、出場した5試合で8ゴールを記録し得点王とMVPに輝いた。中でも決勝ドイツ戦でのハットトリックは圧巻のパフォーマンスであった。

● ティノ・カデウェレ(Tino Kadewere)
代表:ジンバブエ代表
Pos :CF/OMF
生年月日:1996/1/5(24歳)
身長/体重:183cm/72kg
所属:ル・アーヴル(フランス)
獲得が噂されるクラブ:?

2020/1/23にリヨンへの完全移籍が発表されました。(2019-20シーズンはル・アーヴルでプレー)

▽多くの名選手を輩出していたル・アーヴルで得点を量産するジンバブエ代表FW。15年夏にスウェーデンのユールゴーデンに加入したカデウェレは、2016シーズンから出場機会を確保。2018シーズン前半にゴールを量産し、同年夏にフランス2部のル・アーヴルへと活躍の場を移した。移籍初年度はケガの影響もあり不完全燃焼に終わったが、2019-20シーズンは得点能力が開花。第11節終了時点で得点ランキング1位の11ゴールを記録。早ければ20年冬にも1部のクラブからの引き抜きの可能性があると予想される、








● ヴェダト・ムリキ(Vedat Muriqi)
代表:コソボ代表
Pos :CF
生年月日:1994/4/24(26歳)
身長/体重:194cm/92kg
所属:フェネルバフチェ(トルコ)
獲得が噂されるクラブ:トッテナム、(イングランド)、アトレティコ・マドリード(スペイン)、ラツィオ(イタリア)

*2020/9/15にラツィオへの完全移籍が発表されました。

▽EURO初出場を目指すコソボ代表のエース。長くコソボや生まれ育ったアルバニアのクラブでプレーし、14年夏にトルコ2部のギレスンスポルに加入。加入2シーズン目となった2015-16シーズンにリーグ戦33試合17ゴールを記録し、16年夏に1部のゲンチレルビルリイに引き抜かれた。しかし、1部では全く結果を残せず18年冬に当時2部に所属していたコンヤスポルに完全移籍すると得点力が開花。2部で16試合8ゴール、1部へと昇格した2018-19シーズンはリーグ戦34試合で得点ランキング2位となる17ゴールを記録しブレイク。19年夏にトルコの強豪であるフェネルバフチェに引き抜かれた。16年にデビューしたコソボ代表ではエースに君臨。EURO2020予選では4試合連続ゴールを記録し、中でもイングランド戦では1ゴール2アシストの活躍を披露。ジョレンテの退団に伴いハリー・ケイン以外のFWのオプションに欠けるトッテナムはこの選手を獲得するべきだろう。

● アレクサンドル・ソボレフ(Aleksandr Sobolev)
代表:ロシア代表
Pos :CF
生年月日:1997/3/7(23歳)
身長/体重:195cm/86kg
所属: クリリヤ・ソヴェトフ・サマーラ(ロシア)
獲得が噂されるクラブ:アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)、ドルトムント(ドイツ)

*2019/1/29にスパルタク・モスクワへの完全移籍が発表されました。

▽2018-19シーズンに突如としてブレイクしたロシア代表の新星。トム・トムスクの下部組織で育成され、17年冬にトップチームに昇格。2017-18シーズンに2部で12試合8ゴールを記録したことにより、18年冬に1部のクリリヤに引き抜かれた。しかし、クリリヤではポジションを掴むことが出来ず、2018-19シーズン後半はエニセイ・クラスノヤルスクにレンタル移籍してプレーした。19年夏にクリリヤのエースであった元ベラルーシ代表FWセルゲイ・コルニレンコの現役引退に伴い、ソボレフの状況は一変。先発に固定されるようになり、第13節終了時点で得点ランキング1位の10ゴールを記録。同年10月にはロシア代表から初招集を受けるなど、現在ロシア人で最も勢いのあるストライカーである。

● アーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Håland)
代表:ノルウェー代表
Pos :CF
生年月日:2000/7/21(20歳)
身長/体重:194cm/87kg
所属:ザルツブルク(オーストリア)
獲得が噂されるクラブ:アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)バルセロナ、レアル・マドリード(スペイン)など
*2019/12/29にドルトムントへの完全移籍が発表されました。

▽19年夏に行われたU-20W杯得点王。リーズやマンチェスター・シティなどでも活躍した元ノルウェー代表MFアルフ=インゲ・ハーランド氏を父に持つ。母国のブリンの下部組織で育成され17年2月に強豪モルデに引き抜かれた。2018シーズンはリーグ戦25試合に出場し、フィジカルの強さを全面に押し出すプレーで12ゴールを記録。19年1月にオーストリアのザルツブルクへと引き抜かれた。ザルツブルク移籍後は長らく出場機会に恵まれなかったが、シーズン終了間際の第30節LASK戦でチームを勝利に導く移籍後初ゴールを記録した。シーズン終了後に行われたU-20W杯ではホンジュラス戦で大会新記録となる9ゴールを記録し大会得点王に輝いた。2019-20シーズンからはエースだったモアネス・ダブールがセビージャに移籍したこともありレギュラーに定着。リーグ戦では開幕から得点ランキング1位を独走し、UEFAチャンピオンズリーグではCL史上初となるデビュー3戦で6ゴールを記録している。





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