【選手紹介】ビッグクラブが注目!欧州主要リーグ以外でプレーする有望株たち(2019年秋編)

● イルザット・アフメトフ(Ilzat Akhmetov)
代表:ロシア代表
Pos :CMF
生年月日:1997/12/31(22歳)
身長/体重:172cm/65kg
所属:CSKAモスクワ(ロシア)
獲得が噂されるクラブ:アーセナル(イングランド)、ローマ(イタリア)

▽エースのフョードル・チャロフと共にビッククラブから熱視線を受ける神童。キルギスでウイグル人の両親の間に生まれたアフメトフは11歳でロシアに移住。14年冬にルビン・カザンのセカンドチームに加入し、トップチームでも34試合に出場。しかし、18年夏にルビン・カザンと契約満了となりフリーに。ゼニト・サンクトペテルブルクやCSKAモスクワのトライアウトに参加し、CSKAモスクワと4年契約を結んだ。開幕戦で新天地デビューを飾ると、その後はケガや出場停止による欠場を除く全試合に出場。19年3月にはロシア代表に初選出され、U-21代表に専念しているFWチャロフ不在時は背番号10を着用している。

● ダニエル・ポデンセ(Daniel Podence)
代表:ポルトガル代表
Pos :SMF
生年月日:1995/10/21(24歳)
身長/体重:165cm/58kg
所属:オリンピアコス(ギリシャ)
獲得が噂されるクラブ:アーセナル(イングランド)

*2020/1/30にウォルバーハンプトンへの完全移籍が発表されました。

▽エデン・アザールと比較されるオリンピアコスの背番号10。母国のベレネンセス、スポルティングで育成され長くBチームを主戦場にプレー。2016-17シーズン前半にレンタル移籍したモレイレンセで結果を残すと、後半戦はスポルティングに戻りトップチームで多くの出場機会を得た。しかし、18年夏に発生した選手襲撃事件によりクラブを退団(後に700万ユーロの移籍金が支払われた)。ギリシャのオリンピアコスへと活躍の場を移し、加入初年度からスタメンに定着。2019-20シーズンはプレーオフの末にUEFAチャンピオンズリーグの出場権を掴み、グループステージ第1節トッテナム戦ではCL初ゴールを決めた。冬の移籍市場でトッテナムのライバルクラブであるアーセナルが2150万ポンドの移籍金で獲得を目指しているとされる。

● ダニ・オルモ(Dani Olmo)
代表:スペインU-21代表
Pos :SMF
生年月日:1998/5/7(22歳)
身長/体重:179cm/72kg
所属:ディナモ・ザグレブ(クロアチア)
獲得が噂されるクラブ:バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード(スペイン)、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)など

*2020/1/25にライプツィヒへの完全移籍が発表されました。

▽ビッククラブが揃って関心を寄せるバルセロナ産の逸材。エスパニョールとバルセロナの下部組織で育成され、Bチーム昇格直前の14年夏にディナモ・ザグレブへ移籍。2017-18シーズンより主力選手に定着し、翌2018-19シーズンは20歳ながらリーグMVPに輝いた。19年夏に行われたU-21欧州選手権ではレギュラーとして優勝に大きく貢献。大会ベスト11にも輝き、古巣バルセロナやレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、トッテナムなどが獲得に強い関心を示している。20年夏に行われる東京五輪にも出場濃厚だ。









● ビクトル・ツィガンコフ(Viktor Tsyhankov)
代表:ウクライナ代表
Pos :SMF
生年月日:1997/11/14(21歳)
身長/体重:177cm/69kg
所属:ディナモ・キエフ(ウクライナ)
獲得が噂されるクラブ:ローマ(イタリア)

▽ウクライナが待ち望んでいた”シェフチェンコ2世”。ディナモ・キエフの下部組織出身で16年夏にトップチームに昇格。すぐに主力選手に定着し、同年11月に母国の英雄であるアンドリー・シェフチェンコ率いるA代表に飛び級で選出された。リーグ戦22試合で11ゴール6アシストを記録した2018-19シーズンはリーグ最優秀選手に選出。また、ルスラン・マリノフスキー(アタランタ)やマルロス(シャフタール)らを抑えて2018年のウクライナ年間最優秀選手にも選出された。ウクライナ代表は既にEURO2020出場を決めており、同大会のダークホースとして期待される。

● ドミニク・ショボスライ(Dominik Szoboszlai)
代表:ハンガリー代表
Pos :SMF/CMF/OMF
生年月日:2000/10/25(19歳)
身長/体重:186cm/74kg
所属:ザルツブルク(オーストリア)
獲得が噂されるクラブ:アーセナル、リバプール(イングランド)など
*本来、ハンガリー人は日本人同様に「性・名」の順だが、今回は他の欧州諸国に従い「名・性」で表記する。

▽16歳でハンガリー代表に初招集された神童。ヴィデオトンの下部組織で育成され、ハンガリーの年代別代表で活躍。17年3月にザルツブルクの下部組織へと移籍し、同年6月に出場はなかったがハンガリー代表に初選出された。2017-18シーズンよりザルツブルクのセカンドチームであるリーフェリングでプレーし、在籍した1年半で公式戦42試合16ゴールを記録。2018-19シーズン後半よりトップチームに定着し、2019-20シーズンのUCLグループステージ第1節ゲンク戦でUCL初ゴールを決めた。同選手に対してはかつてザルツブルクに在籍していたサディオ・マネが在籍するリバプールやアーセナルといったプレミア勢が獲得に関心を示している。

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