- 2019-1-30
- 海外サッカー
- ヴェスレイ・スナイデル, ガビ, サミュエル・エトー, シャビ, ナイジェル・デ・ヨング, バグダード・ブーンジャー, メディ・ベナティア, 中島翔哉
▽2019年2月3日、ポルティモネンセに所属する日本代表MF中島翔哉がカタールの名門アル・ドゥハイルへ完全移籍する発表された。アル・ドゥハイルは過去8シーズン中6度リーグ優勝を誇る名門中の名門クラブ。今季もアル・サッドと熾烈な優勝争いを繰り広げている。
さて、2022年のW杯の開催国であるカタールは近年、代表チームを始め国内リーグのレベルを大幅に強化。国内屈指の強豪クラブであるアル・サッドは、2018年にAFCアジアチャンピオンズリーグで準決勝進出を果たした。また、カタール代表はAFCアジアカップ2019の決勝戦で日本代表を破り史上初の優勝を成し遂げるなど大きく躍進を続けている。
▽今回、「Evolving Data」は”中東”カタールでプレーする大物選手12名をご紹介。誰もが知っているベテラン選手から驚異的なペースでゴールを量産している代表選手など幅広く厳選しました!
*今季のスタッツは2019/1/30現在。
*アル・ドゥハイルは2017年にレフウィヤSCとアル・ジャイシュが併合して結成。同記事ではレフウィヤSC時代もアル・ドゥハイルで統一している。
● メディ・ベナティア(Medhi Benatia) *新加入
代表:モロッコ代表
Pos :CB
生年月日:1987/4/17(31歳)
身長/体重:189cm/94kg
所属:アル・ドゥハイル
▽ロシアW杯にも出場したモロッコ代表主将。マルセイユの下部組織出身で05年にトップチーム昇格。しかし、トップチームでは出場機会を掴むことが出来ず。フランス2部のチームで数年間プレーした。10年夏にウディネーゼへと加入すると即スタメンの座を確保。3シーズンで97試合に出場し、13年夏にローマへと引き抜かれた。新天地でも不動のレギュラーを務め、わずか1シーズンでバイエルンへとステップアップ。しかし、度重なる負傷の影響で出場機会を得ることが出来ず、16年夏にユベントスへ移籍した。19年冬にカタールへと移籍。
● ナイジェル・デ・ヨング(Nigel de Jong)
代表:元オランダ代表
Pos :DMF
生年月日:1984/11/30(34歳)
身長/体重:174cm/72kg
所属:アル・アハリ
今季:15試合3ゴール
▽かつてFW本田圭佑、FW武藤嘉紀とも同僚だったオランダが生んだ名クラッシャー。「芝刈り機」の異名が付くほど荒いプレーが特徴で、度々物議を醸すプレーでメディアを騒がせる。名門アヤックスの下部組織出身で、その後はハンブルガーSVやマンチェスター・シティ、ACミラン、ガラタサライといった欧州の強豪クラブを渡り歩いた。18年夏にカタールへと移籍。加入直後から不動のレギュラーとしてチームを牽引している。
● ガビ(Gabi)
国籍:スペイン
Pos :DMF
生年月日:1983/7/10(35歳)
身長/体重:181cm/74kg
所属:アル・サッド
今季:15試合0ゴール
*アトレティコ・マドリード在籍時
▽6シーズンに渡ってアトレティコ・マドリードの主将を務めた”シメオネサッカーの申し子”。同クラブの下部組織出身で03年にトップチーム昇格。出場機会を求めて1度はレアル・サラゴサへ移籍するも11年に復帰。復帰してからはリーグ優勝1回、EL2回など計6つのタイトルをチームにもたらした。18年夏にアル・サッドへ移籍。同時期に加入した韓国代表MFチョン・ウヨンらとボランチを組み、優勝争いを繰り広げるチームの躍進に大きく貢献している。