【データで見るロシアW杯】前回大会優勝ドイツ代表を破ったメキシコ代表の「左サイド」の守備

 日本時間17日(24時)にキックオフされたGroup Fドイツ代表vsメキシコ代表。大方の予想では、前回大会2014年W杯で見事優勝を果たしたドイツ代表だっただろう。さらに2002年W杯サウジアラビア戦8-0、2006年W杯初戦コスタリカ戦4-2、2010年W杯初戦オーストラリア戦4-0、2014年W杯初戦ポルトガル戦4-0とドイツ代表はW杯初戦で圧倒的な強さを誇っていた。
 しかし、まさかのメキシコ代表FWロサノのゴールで0-1でメキシコ代表が勝利し、ドイツ代表が敗れるという結果に。

メキシコ代表の左サイド

 この試合ポゼッションが7(66.6%):3(33.4%)とドイツ代表が試合を支配。対するメキシコ代表は、組織化された守備でパスコースを限定しつつ少ないパス本数で素早いカウンターという分かりやすい試合展開だった。
 ドイツ代表はRCBボアテング(バイエルン)、RSBキミッヒ(バイエルン)の2人が唯一のタッチ数100回超えと、主に右サイドを中心に攻撃を組み立てた。そのサイドにあたるメキシコ代表の左サイドは、ゴールを決めたFWロサノ、DFガジャルドだった。ボールが多くくれば当然デュエル数も多くなるもの。ロサノのデュエル数は11回・勝利数は8回(72.7%)、ガジャルドは12回の勝利数7回(58.3%)だった。ガジャルドの勝利数は決して高くはないものの突出して高い数値があった。「インターセプト数」だ。この試合ガジャルドは、試合トップ9回のインターセプト数。この選手とポジション的にマッチアップすることになったFWミュラーは、タッチ数69回。デュエル13回、勝利数4回(30.8%)だった。
 メキシコ代表の組織化された守備、ゴールまでパス4本でいけてしまうという素早いカウンターが何よりの勝因だった。しかし、その中でもメキシコ代表の左サイドの守備力がなければこの勝利はなかったと言っても過言ではないだろう。

【おまけ】
 右サイドを中心に攻めていたドイツ代表。逆サイドのLCBフンメルス(バイエルン)はタッチ数52回、LSBのプラッテンハルト(ヘルタ)は31回と、CFヴェルナーの29回についでスタメン出場を果たしたフィールドプレイヤーの中で少ないタッチ数となった。いかにドイツ代表が右サイドを攻撃の起点としようとしていたかが分かる。

ドイツ代表vsメキシコ代表のスタッツはこちらから!
https://www.football-zone.net/wc2018match/958057



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