【Aリーグ】18-19シーズン、オーストラリアでプレーする『Jリーグ経験者』たち

チームのエースとして活躍が期待される選手たち

 

● ネイサン・バーンズ(Nathan Burns)
Pos :CF/RWG
生年月日:1988/5/7(30歳)
身長/体重:173cm/70kg
所属:ウェリントン・フェニックス
過去所属:FC東京、サンフレッチェ広島(2015-2017)
J通算:38試合4ゴール
代表:元オーストラリア代表

▽14-15シーズンのAリーグMVP。06年にアデレードでプロデビュー。07年にA代表デビューし、08年夏にギリシャの強豪AEKアテネへと完全移籍。しかし、2シーズン半でわずか2ゴールに終わり、12年冬に韓国の仁川ユナイテッドへとフリー移籍。その後ニューカッスル・ジェッツを経て、14年夏にウェリントン・フェニックスへと完全移籍した。この地でバーンズは秘めた才能を大きく開花。リーグ戦23試合13試合6ゴールを記録しリーグMVPを獲得した。そして15年夏にFC東京へと完全移籍。活躍が期待されたが、2シーズンでわずか4ゴールと結果を残すことが出来ず。サンフレッチェ広島を経て18年冬に古巣ウェリントン・フェニックスへと復帰した。満を持してかつて大活躍したチームへと復帰したが、ゴールはFC東京に在籍していた16年10月1日以降遠ざかったいるままだ。

● ジャイール(Jair)
Pos :CF/LWG
生年月日:1988/6/10(30歳)
身長/体重:179cm/76kg
所属:ニューカッスル・ジェッツ
過去所属:ジェフ千葉、鹿島アントラーズ(2013-2014)
J通算:26試合4ゴール
国籍:ブラジル


*全南ドラゴンズ時代

▽名門インテルナシオナルの下部組織出身のストライカー。11年に加入した韓国の済州ユナイテッドではエースとして活躍。特に2012年はリーグ戦30試合で14ゴールと決定力の高さを見せつけた。13年にJ2のジェフ千葉へと加入。リーグ戦16試合で4ゴールと結果を残していたが、7月にUAEのエミレーツ・クラブへとレンタル移籍。半年後に鹿島アントラーズへとレンタル移籍し、日本へと復帰した。しかし、鹿島では0ゴールに終わり7月にジェフ千葉へと復帰。その後、ブラジルやUAEのクラブを経て韓国の全南ドラゴンズへと移籍した。かつて活躍した韓国の地でジャイールは完全復活。在籍した2シーズンで47試合22ゴールを記録し、中国の延辺富徳へと完全移籍。18年9月にオーストラリアのニューカッスル・ジェッツへと加入。浦和レッズへと移籍したオーストラリア代表FWアンドリュー・ナバウトの後釜として活躍が期待される。

《番外編》
● ジェイソン・デイビッドソン(Jason Davidson)
Pos :LSB
生年月日:1991/6/29(27歳)
身長/体重:180cm/72kg
所属:パース・グローリー
代表:元オーストラリア代表(23試合1ゴール)

▽祖母が日本人の日系人。オーストラリア生まれ、オーストラリア育ちだが05年から日本の成立学園へ留学。08年までサッカー部に所属し、09年からはポルトガルのパソス・デ・フェレイラの下部組織に入団した。12年冬からはオランダのヘラクレスでプレーし、14年のブラジルW杯にメンバー入り。その活躍が認められ、当時プレミアリーグに所属していたWBAと完全移籍を果たした。しかし、出場機会確保には至らず、1年で2部のハダースフィールドへとフリー移籍。その後はフローニンヘン(オランダ)、リエカ(クロアチア)、オリンピア(スロベニア)でプレーして18年夏に母国オーストラリアのパース・グローリーへと移籍した。キャリアのほとんどを国外で過ごしているため、今季がAリーグ初参戦。今後Jリーグ入りの可能性もあるだろう。

▽実は日本とも馴染み深いオーストラリア『Aリーグ』。オーストラリアへ旅行に行った折には、ぜひスタジアムに足を運んで頂きたい。



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