【Aリーグ】18-19シーズン、オーストラリアでプレーする『Jリーグ経験者』たち

チームの攻撃の鍵を握る選手たち

 

● マイケル・マグリンチィ(Michael McGlinchey)
Pos :OMF
生年月日:1987/1/7(31歳)
身長/体重:175cm/68kg
所属:セントラル・コースト
過去所属:ベガルタ仙台(2014)
J通算:9試合0ゴール
代表:ニュージーランド代表


*ウェリントン・フェニックス時代

▽名門セルティックの下部組織出身のニュージーランド代表MF。セルティックでは出場機会を掴むことが出来ず、09年夏にオーストラリアのセントラル・コーストへと移籍。セントラル・コーストでコンスタントに出場機会を掴み、半年後にマザーウェルへレンタル移籍しスコットランド復帰を果たす。しかし、期待されていたほどの活躍ができず、半年でオーストラリア復帰。14年にセントラル・コースト時代の恩師グラハム・アーノルド監督が就任したベガルタ仙台へレンタル移籍を果たす。しかし、早々にアーノルド監督が退任し、マグリンチィ自身も6月で退団した。同年9月にウェリントン・フェニックスへ完全移籍。4年間に渡って主力としてプレーし、18年夏にセントラル・コーストへと4年ぶりの復帰を果たした。

● ミッチ・ニコルズ(Mitch Nichols)
Pos :OMF
生年月日:1989/5/1(29歳)
身長/体重:181cm/75kg
所属:ウェリントン・フェニックス
過去所属:セレッソ大阪(2014)
J通算:11試合0ゴール
代表:元オーストラリア代表


*パース・グローリー在籍時

▽昨年、コカイン所持の疑いで逮捕された問題児。07年にブリスベン・ロアーに入団。10-11シーズンは29試合6ゴール、11-12シーズンは31試合10ゴールと大きく結果を残した。13年夏にブリスベン・ロアー時代の恩師アンジェ・ポステコグルー監督(現横浜F・マリノス監督)の誘いを受けメルボルン・ビクトリーへ移籍。半年間で3ゴール5アシストの活躍を披露し、14年にセレッソ大阪へと完全移籍。しかし、セレッソ大阪では1ゴールも決めることが出来ず、1年後にパース・グローリーへとレンタル移籍。15年夏にはウェスタン・シドニーへと完全移籍し、日本での挑戦は終わりを告げた。15-16シーズンは溜まっていたものが大爆発。27試合で9ゴールを記録し、完全復活を遂げたのであった。16-17シーズン限りでウェスタン・シドニーを契約満了で退団。本人は欧州挑戦を公言していたが、5月にコカイン所持で逮捕されたことで挑戦を断念。結果、パース・グローリーへと復帰を果たし、1年後の18年夏にウェリントン・フェニックスと契約を結んだ。

● アレックス・ブロスケ(Alex Brosque)
Pos :OMF
生年月日:1983/10/12(35歳)
身長/体重:182cm/72kg
所属:シドニーFC
過去所属:清水エスパルス(2011-2012)
J通算:64試合17ゴール
代表:元オーストラリア代表

▽オランダの強豪フェイエノールト在籍経験もある元オーストラリア代表。04年夏にオーストラリアのマルコーニ・スタリオンズからフェイエノールトへと完全移籍し、すぐにベルギーのウェステルローへとレンタル移籍。05年夏にAリーグが設立されたことを受けて、クイーンズランド・ロアー(現ブリスベン・ロアー)へと完全移籍しオーストラリア復帰。その後、シドニーFCを経て11年に清水エスパルスへの完全移籍。日本での登録名は『アレックス』。移籍直後からスタメンの座を確保し、在籍した1年半で公式戦64試合17ゴールを記録した。12年9月にUAEのアル・アインへと完全移籍。14年夏にシドニーFCと復帰し、現在は主将を務めている。今季もカップ戦で2ゴールと健在!

● ベン・ハロラン(Ben Halloran)
Pos :LWG
生年月日:1992/6/14(24歳)
身長/体重:184cm/77kg
所属:アデレード
過去所属:V・ファーレン長崎(2018)
J通算:10試合0ゴール
代表:元オーストラリア代表

▽ブラジルW杯でオーストラリア代表の背番号「10」を背負った元逸材。オーストラリアのゴールド・コースト・ユナイテッド、ブリスベン・ロアーで活躍した後、13年夏にドイツ2部のデュッセルドルフへと完全移籍。2シーズンで8ゴールを決める活躍をみせ、15年夏に同じく2部ハイデンハイムへと完全移籍。ハイデンハイムでは、シーズンが経つに連れて出場機会が大幅に減少。18年にJ1へと昇格したV・ファーレン長崎へと完全移籍した。開幕スタメンを掴むなど主力として活躍が期待されていたが、徐々に出場機会が減少。7月に双方合意の下、契約を解除し母国のアデレードへと移籍した。アデレードでは、リーグ戦開幕前のカップ戦でゴールを決めるなど主力選手として活躍が期待される。



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