【エールディビジ】若手逸材の宝庫!今オランダで見るべき若手選手22名(前編)2018/19シーズン版

名門クラブが育てた中盤の逸材たち

 
● フレンキー・デ・ヨング(Frenkie de Jong)
代表:オランダ代表
Pos :DMF/CB
生年月日:1997/5/12(20歳)
身長/体重:180cm/70kg
利き足:右
所属:アヤックス
昨季リーグ戦:22試合7アシスト


▽アヤックスが生んだ天才MFだ。元々はヴィレムⅡの下部組織出身で、15年夏にアヤックスへと引き抜かれた。16年夏にトップチームへ昇格し、2017/18シーズンから主力選手としてプレーしている。本来はDMFの選手だが、シーズン終盤はCBでの出場が多かった。

 守備的なポジションの選手だが、デ・ヨング最大の武器はテクニカルな「ドリブル」だ。これはデータにも現れており、2017/18シーズンはCBとして13試合に出場しながら54回のドリブルを成功させた。その成功率は「93%」にも及ぶ。この「93%」という数値がいかに異常値かということを証明するデータを紹介する。ポジションは異なるがFWネイマールの2017/18シーズンの成功率が「62%」、中盤の選手だとMFチアゴ・アルカンタラが「57%」とシーズンを通じて「93%」というのがいかに優れたスタッツであることがわかるだろう。
 
*まずは皆さん、「Frenkie de Jong」で動画検索しましょう。一度、彼のプレーを見たらお気に入りの選手となりますよ!

● テーン・クープマイナーズ(Teun Koopmeiners)
代表:オランダ-21代表
Pos :DMF/CB
生年月日:1998/2/28(21歳)
身長/体重:183cm/78kg
利き足:左
所属:AZ
昨季リーグ戦:26試合1ゴール4アシスト


▽高精度の左足を持つボランチだ。AZの下部組織出身で17年夏にトップチーム昇格。昇格初年度の10月からレギュラーに定着し、エールディビジ26試合に出場しら。2018/19シーズンも不動のレギュラーとして中盤に君臨している。

 クープマイナーズ最大の武器は左足の精度だろう。ロングレンジのパス、スルーパス、ミドルシュートはどれも一級品。セットプレーのキッカーを務めることもある。さらに1対1の守備を得意とし、ボールを奪ってからの速攻の起点となることも少なくない。

● ダンテ・リゴ(Dante Rigo)
代表:ベルギーU-19代表
Pos :CMF
生年月日:1998/12/11(20歳)
身長/体重:180cm/75kg
利き足:右
所属:PSV
昨季リーグ戦:2試合


▽ベルギーに現れた「NEXTトニ・クロースだ」。元々はリールセの下部組織出身で、8歳でPSVの下部組織に加入している。2018/19シーズンからは、マルコ・ファン・ヒンケルが抜けたこともあり出場機会が増加しており、第2節フォルトゥナ・シッタールト戦では、後半終了間際に勝ち越しゴールとなるプロ初ゴールを記録した。

 リゴのプレースタイルは、まさに「トニ・クロース」であろう。両足から高精度のボールを蹴ることが可能であり、セットプレーの精度も非常に高い。選手層の厚いPSVで試合に出場し続けることが、彼の成長に大きく繋がるだろう。

▽選手の日本語名の隣に英語名を記しておいたので気になる選手は動画でチェックしてみて下さい! 続きは後編で!
↓後編はこちら↓

【エールディビジ】若手逸材の宝庫!今オランダで見るべき若手選手22名(後編)18-19シーズン

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