【Aリーグ】本田圭佑も参戦!18-19シーズン、オーストラリアで見るべき選手15名

>今季のリーグ得点王候補たち

● クレイグ・グッドウィン(Craig Goodwin)
Pos :LWG
背番号:11
生年月日:1991/12/16(26歳)
身長/体重:178cm/72kg
所属:アデレード・ユナイテッド
利き足:左
昨季:20試合2ゴール
代表:オーストラリア代表

▽高い左足の精度を持つWG。若い頃はアマチュアクラブを渡り歩き、ニューカッスル・ジェッツを経て14年夏にアデレードに加入。在籍した2シーズンで53試合10ゴールという実績を引っさげて、16年夏にオランダのスパルタ・ロッテルダムへ移籍。2シーズンに渡って活躍した後、18年夏に古巣アデレードへと復帰した。
高い足元の技術の持ち主。得意の左足のシュートやクロスで相手ゴールを脅かし、直接FKからもゴールを量産する。今季はリーグ戦開幕前のFFAカップで3試合連続ゴールを決めるなど絶好調。

● ロス・マコーマック(Ross McCormack)
Pos :CF/ST
背番号:44
生年月日:1986/8/18(32歳)
身長/体重:175cm/74kg
所属:セントラル・コースト
利き足:右
昨季:17試合14ゴール(メルボルン・シテイ)
代表:元スコットランド代表代表


*メルボルン・シティ時代

▽イングランド2部で通算333試合120ゴール58アシストという成績を残しているストライカー。母国のレンジャーズの下部組織出身で、その後はカーディフやリーズ、フラム、アストン・ビラなどイングランドのクラブを渡り歩いている。しかし、2部で120ゴールという成績を残しながらプレミアリーグでの出場機会が1試合もないというのは驚きだろう。その理由として練習態度、素行面の悪さが挙げられる。アストン・ビラ時代もスティーブ・ブルース監督(当時)がセカンドチームへと追放している。ただ、その才能に疑いの余地はなく、昨季レンタル移籍したメルボルン・シティでは、わずか4ヶ月の在籍ながらリーグ戦17試合14ゴールと結果を残している。
課題なのは素行面だけで、FWとして必要な能力をハイレベルに兼ね備えている。ストライカーとして決定力はもちろん、ラストパスの精度や巧みな連携などで味方選手を活かすことも得意だ。素行面をしっかりとケアすれば、確実に結果を残すだろう。

● アダム・ル・フォンドル(Adam Le Fondre)
Pos :CF
背番号:9
生年月日:1986/12/2(31歳)
身長/体重:180cm/73kg
所属:シドニーFC
利き足:右
昨季:35試合7ゴール2アシスト(ボルトン/イングランド2部)
国籍:イングランド

▽リーグ王者シドニーFCの新エース候補。ストックポートという地元のアマチュアクラブ出身で、03年のデビューから11年まで主にイングランド3部のチームで活躍。イングランド3部では通算102ゴールを記録している。11年夏に加入したレディング(当時2部)では、11-12シーズンに12ゴールを記録しチームの1部昇格に大きく貢献。翌シーズン、25歳で初挑戦となったプレミアリーグで34試合12ゴールと大活躍。チームは1年で2部へと降格したが、ル・フォンドルの活躍は見事だった。その後は2部のチームを転々とし、18年夏にオーストラリア王者シドニーFCに加入した。
ゴール前でのポジションニングが抜群でゴールを量産する。また右利きだが、左足でも強烈なシュートを打てる選手。リーグ開幕前のFFAカップでは、2試合で2ゴール2アシストと絶好調。OMFのシーム・デ・ヨングとの共演が非常に楽しみだ。

● オラ・トイボネン(Ola Toivonen)
Pos :CF
背番号:11
生年月日:1986/7/3(32歳)
身長/体重:189cm/78kg
所属:メルボルン・ビクトリー
利き足:右
昨季:23試合0ゴール
代表:スウェーデン代表

▽ロシアW杯でドイツ代表からゴールを決めた大型ストライカー。07年から2年間プレーした母国のマルメで大ブレイク。そして09年から在籍したPSVでも199試合で78ゴール32アシストを記録。本格ブレイクを果たしたトイボネンは、14年冬にスタッド・レンヌへと完全移籍。その後、サンダーランドやトゥールーズを経て18年夏にメルボルン・ビクトリーへと完全移籍。
189cmの身長からわかるように空中戦に圧倒的な自信を持つ。しかし、昨季はリーグ・アンで23試合0ゴールと近年は決定力がやや低下している。本田圭佑ら攻撃陣から良質なクロスボールが提供されれば、スウェーデンやオランダ時代のような得点量産モードへとなるだろう。ただ、現在CFのポジションは身長が201cmあるFWケニー・アティウがレギュラーポジションを掴んでおり、熾烈なレギュラー争いが予想される。

《まとめ》
▽上記15名の選手以外にも、ブンデスリーガ通算154試合に出場したDFゲオルク・ニーダーマイアー(メルボルン・ビクトリー)や、プレミアリーグ通算195試合に出場したDFスティーブン・テイラー(ウェリントン・フェニックス)、ラ・リーガ通算225試合に出場したFWディエゴ・カストロ(パース・グローリー)など多くの欧州でのプレー経験豊富な選手がAリーグでプレー。他にもMFジェームズ・トロイージ(メルボルン・ビクトリー)やMFブレット・ホルマン(ブリスベン・ロアー)といったベテランの域に差し掛かった元オースラトリア代表の選手がプレーしている。

▽オーストラリアと日本の時差はわずか「2時間」。欧州サッカーと比較すると、日本人にとってより見やすい環境にある。日本での放送も数ヶ月以内に決まるだろう、そしてオーストラリアへと旅行や留学に行った際には、ぜひ一度スタジアムへと立ち寄って頂きたい。



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