【Aリーグ】本田圭佑も参戦!18-19シーズン、オーストラリアで見るべき選手15名

>欧州での経験が豊富な選手たち

 

● アレクサンダー・バウムヨハン(Alexander Baumjohann)
Pos :OMF
背番号:10
生年月日:1987/1/23(31歳)
身長/体重:178cm/75kg
所属:ウエスタン・シドニー
利き足:右
昨季:3試合0ゴール1アシスト(ヴィトーリア/ブラジル)
代表:元ドイツU-21代表

▽早熟の天才司令塔。シャルケの下部組織出身で、07年に出場機会を求めて移籍したボルシアMGでブレイク。シーズン終了後にバイエルンへと引き抜かれた。しかし、ここからバウムヨハンのキャリアは下降線を辿るように。バイエルンではわずか3試合の出場に留まり、半年後にシャルケへと復帰を果たした。シャルケでもノーゴールに終わり、カイザースラウテルン、ヘルタ・ベルリンを経て17年夏に奥さんの母国ブラジルのコリチーバへと移籍。その後、ヴィトーリアを経て18年夏にウエスタン・シドニーへと加入した。
高いテクニックを持ち合わせており、必殺のラストパスでゴールをお膳立てする。今季ウエスタン・シドニーにはAリーグ屈指のストライカー、オリオール・リエラが在籍しており、他チームからするとこのコンビは非常に脅威の存在となるだろう。

● シーム・デ・ヨング(Siem de Jong)
Pos :OMF
背番号:22
生年月日:1989/1/28(29歳)
身長/体重:185cm/82kg
所属:シドニーFC
利き足:右
昨季:21試合4ゴール2アシスト(アヤックス/オランダ)
代表:元オランダ代表


▽オランダの名門アヤックスで背番号「10」&主将を務めた元神童。弟はPSVで主将を務めるオランダ代表FWルーク・デ・ヨング。デ・フラースハップとアヤックスの下部組織出身で、07年夏にトップチーム昇格。14年夏、アヤックス通算243試合77ゴール48アシストという成績を引っさげて、弟が半年間在籍していたイングランドのニューカッスルへと完全移籍。しかし、慣れないイングランドの地で大苦戦。在籍した2年間でプレミアリーグ1ゴールに終わり、16年夏にオランダのPSVへのレンタル移籍。1年後アヤックスへ3年ぶりの復帰が発表された。しかし、数年で大きく若返ったアヤックスに居場所はなく、18年夏にオーストラリアのシドニーFCへとレンタル移籍が発表された。
185cm/82kgと大柄ながら足下が柔軟で、華麗なトラップと巧みな1タッチパスのセンスには惚れ惚れしてしまう。また、OMFながら決定力が非常に高く、アヤックス在籍時には3シーズン連続でリーグ戦2桁ゴールを記録した。FFAカップ準決勝ウエスタン・シドニー戦で直接FKを決めるなど、新天地でも才能を見せつけている。今季のリーグMVP候補の筆頭格だろう。

● 本田圭佑(Keisuke Honda)
Pos :OMF/RWG
背番号:4
生年月日:1986/6/13(32歳)
身長/体重:182cm/74kg
所属:メルボルン・ビクトリー
利き足:左
昨季:29試合10ゴール7アシスト(パチューカ/メキシコ)
代表:元日本代表

▽今季、Aリーグで最も市場価格と年俸が高い日本のレジェンド。これまで名古屋グランパス、VVVフェンロ(オランダ)、CSKAモスクワ(ロシア)、ACミラン(イタリア)、パチューカ(メキシコ)といった様々なリーグで結果を残してきた。昨季は初のメキシコリーグ参戦で、キャリア初の1部で2桁ゴールを記録。ロシアW杯でもセネガル代表相手に億千金の同点ゴールを決めて、日本代表を2大会ぶりの決勝トーナメント進出に導いた。18年夏にメルボルン・ビクトリーへの移籍が発表された。
日本人に説明する必要はないだろうが、最大の武器は「黄金の左足」と「メンタルの強さ」だろう。適応力も優れていおり、標高2400mのパチューカでもわずか数週間で適応してみせた。オーストラリアの地に適応するのもそう難しくないだろう。リーグ開幕前の記者会見で本田圭佑は「ポジションが変わりますので。」と語っている。メルボルン・ビクトリーが昨季同様に4-2-3-1を採用する場合はボランチ、18-19シーズンのプレシーズンのように4-3-3や4-1-4-1を採用する場合はインサイドハーフを務める事が予想される。
東京オリンピック出場を目指してオーストラリア挑戦を決めた本田圭佑。同時に現役選手でカンボジア代表監督を務めるという「ニ刀流」の挑戦もスタートさせた。自分を貫く「プロフェッショナル」は、新天地でも結果を残してくれるだろう。

● トミー・オアー(Tommy Oar)
Pos :LWG
背番号:10
生年月日:1991/12/10(26歳)
身長/体重:172cm/67kg
所属:セントラル・コースト
利き足:左
昨季:14試合6アシスト
代表:オーストラリア代表


*ブリスベン・ロアー時代

▽かつてオーストラリアで最も期待されていた選手。ブリスベン・ロアーでプロデビューし、09-10シーズンAリーグの最優秀若手選手賞を受賞。10年夏にオランダのユトレヒトへ完全移籍を果たした。その後オランダで5シーズンに渡ってプレーした後、イプスウィッチを経て16年冬に古巣ブリスベン・ロアーへ5年半ぶりに復帰を果たした。17年夏にキプロスのAPELニコシアへ移籍し、欧州へ再挑戦。18年に母国のセントラル・コーストへと加入。
高精度のクロスとドリブル突破が魅力だ。アシストが非常に多く、ユトレヒトでは5シーズンで23アシストを記録した。昨季在籍したAPOELでは8アシストを記録。セットプレーのキッカーを務めることも多い。13年6月に行われたブラジルW杯アジア最終予選の日本戦ではクロス性のボールから代表初ゴールを記録した。



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