【選手名鑑】クリスティアーノの現在地|3カ国11クラブでプレーし、柏レイソルで輝くブラジル人ストライカー

 ブラジルで8クラブ、オーストリア1クラブ、日本で2クラブプでプレーした後、12クラブ目に選んだ柏レイソル。日本では栃木SCとヴァンフォーレ甲府でプレーしたが、甲府では上手く馴染めなかった。柏では2回のハットトリック、フリーキックだけでハットトリックと3回ハットトリックを達成するなど柏での適応には目を見張るところがある。カレカ、フランサ、レアンドロ・ドミンゲスなどのブラジル人選手が在籍していた柏レイソルで輝くブラジル人FWクリスティアーノの現在地とは。

目次



クリスティアーノのプレースタイルと選手紹介

 

クリスティアーノのプロフィール

選手名 クリスティアーノ|CRISTIANO
出身 ブラジル パラナ州 カンポ・モウラン
生年月日 1987/1/12
身長・体重 183cm・83kg
現所属チーム/背番号/利き足 柏レイソル/#9/右足
過去所属 2005-06 コリチーバ(ブラジル)
2006-07 トレド(ブラジル)
2008 ADAPガロ・マリンガ(ブラジル)
2008 マルシリオ・ジアス(ブラジル)
2009 リオ・クラロ(ブラジル)
2009-11 メトロポリターノ(ブラジル)
2009 シャペコエンセ(レンタル・ブラジル)
2010-11 ジュベントゥージ(レンタル・ブラジル)
2012-13 ザルツブルク
2013 栃木SC(レンタル)
2014-16 ヴァンフォーレ甲府
2015 柏レイソル(レンタル)
2016 柏レイソル



クリスティアーノの動画

 



年度別出場成績

2018年

 【リーグ戦】

2017年

 【リーグ戦】

2016年

 【リーグ戦】

2015年

 【リーグ戦】

2014年

 【リーグ戦】

2013年

 【リーグ戦】

年度別来歴

2018年

 

2017年

 4月22日、第8節の横浜F・マリノス戦において1得点を決めて連勝に貢献した。10月25日、天皇杯準々決勝の川崎フロンターレ戦では自身の得点で勝利して準決勝進出に貢献した。

2016年

 柏に残留する意向を示していたが、高額な移籍金がネックとなりクラブ側が獲得を断念し、2016年1月5日、期限付き移籍期間満了に伴い退団することが発表された。

 1月10日、ヴァンフォーレ甲府に復帰することが決定。リーグ開幕節のヴィッセル神戸戦では早速2得点を挙げ、クラブ史上初のJ1開幕戦勝利に貢献。その後も1stステージ全17試合に出場し、チームトップの7得点を記録した。

 6月22日、2ndステージから前年に在籍した柏レイソルへ完全移籍することが発表。
 7月23日の2ndステージ第5節ガンバ大阪戦ではクラブのJ1通算1,000ゴール目を決め、来日後自身3度目のハットトリックを達成した。2ndステージでは9得点を挙げ、1stステージの甲府在籍時と合わせてシーズン通算16得点を記録。得点ランキング3位に輝き、2年連続でJリーグ優秀選手賞を受賞した。

2015年

 J1・柏レイソルに期限付き移籍。
 8月16日の2ndステージ第7節で、首位のサンフレッチェ広島を相手に来日後初のハットトリックを達成。同年はリーグ戦全試合に出場して得点ランキング5位の14得点を挙げ、Jリーグ優秀選手賞を受賞。
 12月26日の第95回天皇杯準々決勝ベガルタ仙台戦では直接フリーキックのみでハットトリックを達成し、レアル・マドリード贔屓で知られるスペイン紙『マルカ』でも“本家”のクリスティアーノ・ロナウドになぞらえてその活躍が報じられ、「リオネル・メッシでも達成したことのない偉業を成し遂げた」と賛辞を送られた。

2014年

 J1・ヴァンフォーレ甲府に完全移籍。チームの守備的な戦術に適応できず、リーグ戦は5得点に終わったが、ヤマザキナビスコカップでは予選リーグ5試合で6ゴールを記録して得点王に輝いた。

2013年

 J2・栃木SCに期限付き移籍。リーグ戦40試合に出場し、得点ランキング4位タイの16ゴールを記録した。

2012年

 1月、レッドブル・ザルツブルクのトライアルに合格し、移籍金100万ユーロ(約1億円)の3年半契約で入団。移籍初年度から背番号「10」を背負い、オーストリア・ブンデスリーガとオーストリア・カップの2冠獲得に貢献した。

 2012-2013シーズンはラルフ・ラングニック新スポーツディレクターとロガー・シュミット新監督の構想から外れ、リーグ開幕後にセカンドチームのFCリーフェリングへ放出されたが、選手登録の期限を過ぎていたためオーストリア・ブンデスリーガのリーグ機構が移籍を認めず、同様の境遇にあったアラン、ラスムス・リンドグレンら4人のチームメイトと共に長期の出場停止処分を受けた。



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