【ロシアW杯】Evolving Data厳選!W杯での活躍を期待する10名の選手

・ドゥバン・サパタ(Duván Zapata)
代表:コロンビア代表
Pos :CF
年齢:27歳
所属:サンプドリア(イタリア)
今季:31試合11ゴール4アシスト

 日本代表がグループステージ初戦で対戦するコロンビア代表だが、FWファルカオ(モナコ)、MFハメス・ロドリゲス(バイエルン)ら意外にも多くの要注意プレイヤーがいる。しかしその中で弊社が注目株としてあげるのがFWドゥバン・サパタ(サンプドリア)だ。DFクリスティアン・サパタ(ACミラン)の従兄弟にあたるドゥバン・サパタは、今季サンプドリアで11ゴール4アシストを記録。186cm、80kgと圧倒的なフィジカルに加え、スピード、決定力を併せ持つFWで、ポストプレイも非常に得意としている。日本人にどのような選手かとわかりやすく説明すれば、サガン鳥栖に所属する元コロンビア代表FWビクトル・イバルボにさらに決定力を増した感じと言えば伝わるだろうか。要するに、”怪物FW”ということをお伝えしたい。
 コロンビア代表は4-2-3-1のフォーメーションを採用しており、基本的に1トップにはファルカオが入る。こういった経緯から怪物サパタは、代表ではジョーカーとしての役割を任されるだろう。選手が疲れてきた後半30分前後の登場が予想される。日本代表にとって要注意の選手になりそうだ。
*負傷のため惜しくも招集外となりました。

・ニルス・ペーターゼン(Nils Petersen)
代表:ドイツ代表
Pos :CF
年齢:28歳
所属:フライブルク(ドイツ)
今季:32試合15ゴール1アシスト

 ドイツ、いや世界中、いや何より本人が一番驚いただろうサプライズ選出だった。今まで一度もA代表に招集をされたことがないニルス・ペーターゼン(フライブルク)が、前回大会王者ドイツ代表のW杯メンバーに招集されたのだ。ペーターゼンは、今季得点ランキング2位の15ゴールを記録し、ドイツ人選手では最多ゴールを決めるなどの実力の持ち主だ。ただ、代表にはトーマス・ミュラー(バイエルン)、ティモ・ヴェルナー(ライプツィヒ)、マリオ・ゴメス(シュツットガルト)といった優れたFWが多くいる。その中で、なぜレーブ監督はペーターゼンに声をかけたのか。それは「ジョーカー」としての役割だ。昨季、ペーターゼンは途中出場から9ゴールを記録。これはブンデスリーガ歴代最多タイの記録であり、今季を含め途中出場から20ゴールを挙げている。これはブンデスリーガ歴代最多得点記録だ。
 前回のブラジル大会ではFWアンドレ・シュールレ(ドルトムント)がその役割を果たした。6試合に途中出場し3ゴール3アシストの活躍。決勝アルゼンチン戦では、同じく途中出場のゲッツェが決めた劇的ボレー弾をアシストした。非常に「ジョーカー」の存在を大事にするレーブ監督にとって、ペーターゼンは史上最強の「ジョーカー」だったのかもしれない。
*惜しくも最終メンバーから落選致しました。



固定ページ:
1 2 3 4

5

関連記事

ページ上部へ戻る