- 2018-5-17
- 2.ブンデスリーガ, インゴルシュタット, ウニオン・ベルリン, エルツゲビルゲ・アウエ, カイザースラウテルン, グロイター・フュルト, ザンクト・パウリ, ザントハウゼン, ダルムシュタット, ディナモ・ドレスデン, デュッセルドルフ, ニュルンベルク, ハイデンハイム, ビーレフェルト, ブラウンシュヴァイク, ボーフム, ヤーン・レーゲンスブルク, 海外サッカー
全18チームで争われるドイツ2部・2.ブンデスリーガ。優勝の行方は最後の最後までもつれ込む展開となり、最終節に勝ち点「60」で並んでいた首位ニュルンベルクとデュッセルドルフが直接対決。試合も譲れない展開となり3-3で迎えた後半アディショナルタイム、デュッセルドルフDFアイハンが土壇場で勝ち越しゴールを決め、逆転で優勝を決めた。1部との入れ替え戦に回る3位にランクインしたのが、今季史上初めて2.ブンデスリーガへ昇格を果たしたホルシュタイン・キールだった。主力選手のほとんどが2部以上のカテゴリーでのプレー経験がなかったが、3部時代からの勢いそのままリーグ最多得点を記録し3位でシーズンを終えることとなった。この勢いのままブンデスリーガの舞台まで突っ走ってもらいたい。
今季日本では、2.ブンデスリーガは例年より注目度が非常に高かった。それもそのはず、DF内田篤人がケガから復帰を果たしウニオン・ベルリンで、FW宇佐美貴史がデュッセルドルフで、FW関根貴大が浦和レッズから移籍しインゴルシュタットでプレーすることとなり、例年より非常に多くの日本人選手がプレーした。内田は冬の市場で鹿島アントラーズへの復帰を果たすが、同時期にヘルタ・ベルリンから原口元気がデュッセルドルフへ加入した。欧州初挑戦の関根は監督交代などもあり適応に苦しむが、宇佐美、原口の両日本代表はデュッセルドルフを優勝に導く活躍をみせた。レンタル移籍で加入している彼らは、来季まだどこのチームでプレーするか決まっていないが、デュッセルドルフが完全移籍での買い取りに動くことは間違いないだろう。来季以降の活躍にも期待だ。
それではEvolving Dataが独自に厳選した、今季の2.ブンデスリーガの各表彰&ベストイレブンをみていこう。
▽最優秀選手
FW ゾニー・キッテル(インゴルシュタット)33試合10ゴール13アシスト
▽最優秀若手選手
MF エドゥアルド・レーベン(ニュルンベルク)32試合5ゴール2アシスト
▽カムバック賞
MF ケビン・グロスクロイツ(ダルムシュタット)27試合3ゴール3アシスト
▽得点王
FW マルビン・ドゥクシュ(ホルシュタイン・キール)18ゴール
▽アシスト王
FW ゾニー・キッテル(インゴルシュタット)13アシスト
FW マルク・シュナッテラー(ハイデンハイム)13アシスト
▽最多クリーンシート
GK マルセル・シューヘン(ザントハウゼン)12試合
▽最多セーブ
GK マリウス・ミュラー(カイザースラウテルン)120セーブ
▽最多タックル
DF マルセル・ガウス(インゴルシュタット)119回
▽最多インターセプト
DF ドミニク・シュミット(ホルシュタイン・キール)87回
▽最多クリア
DF グスタフ・ヴァルスビク(ブラウンシュバイク)249回
▽最多デュエル勝利
MF ルーカス・フローデ(デュイスブルク)303回
▽最多ドリブル成功
FW ハリス・ドゥリェビッチ(ディナモ・ドレスデン)92回
▽最多パス成功
DF ラファエル・チホス(ホルシュタイン・キール)1475本
▽最多キーパス
FW ゾニー・キッテル(インゴルシュタット)103本
▽最多クロス
DF エンリコ・バレンティーニ(ニュルンベルク)80本
DF クリストファー・トリメル(ウニオン・ベルリン)80本
▽日本人選手成績
DF 内田篤人(ウニオン・ベルリン(現鹿島アントラーズ))6試合0ゴール1アシスト
FW 宇佐美貴史(デュッセルドルフ)28試合8ゴール2アシスト
FW 原口元気(デュッセルドルフ)13試合1ゴール3アシスト
FW 関根貴大(インゴルシュタット)1試合0ゴール0アシスト
FW 宮市亮(ザンクトパウリ)0試合0ゴール0アシスト
▽順位
1.デュッセルドルフ(昇格)
2.ニュルンベルク(昇格)
3.ホルシュタイン・キール(入れ替え戦)
4.アルミニア・ビーレフェルト
5.ヤーン・レーゲンスブルク
6.ボーフム
7.デュイスブルク
8.ウニオン・ベルリン
9.インゴルシュタット
10.ダルムシュタット
11.ザントハウゼン
12.ザンクトパウリ
13.ハイデンハイム
14.ディナモ・ドレスデン
15.グロイター・フュルト
16.エルツゲビルゲ・アウエ(入れ替え戦)
17.ブラウンシュバイク(降格)
18.カイザースラウテルン(降格)
2ページ目では今季のベストイレブンをご紹介!