▽現役選手でW杯優勝を経験している選手は60名弱と世界でも非常に希少な存在である。「Evolving Data」はW杯で優勝を経験した選手が多く在籍しているクラブをランキング化した。
最もW杯優勝メンバーが在籍していたクラブはドイツのバイエルン。GKノイアーやFWミュラーといったブラジルW杯の優勝メンバーに加えて、2010年の南アフリカW杯の優勝メンバーであるMFハビ・マルティネス、2018年のロシアW杯優勝メンバーであるMFトリッソなど単独で最多の6選手が所属していた。次点は5選手が所属するフランスのパリ・サンジェルマン、その次に4選手が所属するスペインのバルセロナが続く。ドイツ、フランス、スペインとここ3大会の優勝国が誇る強豪クラブが上位3位を占めた。
そして世界のクラブで4番目に多くW杯優勝メンバーが在籍しているクラブに日本のヴィッセル神戸が挙がった。南アフリカW杯の優勝メンバーであるMFアンドレス・イニエスタ、FWダビド・ビジャとブラジルW杯の優勝メンバーであるFWルーカス・ポドルスキの3名が所属している。W杯優勝メンバーの数限定ではマンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、ドルトムントなどを凌駕していることが検証された。
サッカーは”知名度”や”過去の実績”で優劣が決まるスポーツではない。しかし、世界を制した彼らのプレーを毎週のように間近で見れるというのは「エンターテイメント」の1つとして重要なことであり、日本でその姿を見れる我々は非常に恵まれていると言えるだろう。
サガン鳥栖に所属するフェルナンド・トーレスを含む4名のW杯優勝メンバーがプレーするJリーグ。
いよいよ開幕!!
【PR】DAZNで戦術解析番組もスタート!徐々に進化し続けるコンテンツを是非!
《ランキング》
*()内の数字は優勝した大会が開催された年
*1人のみ所属しているクラブは割愛。
▽2選手/8クラブ
●シュツットガルト/ドイツ
GK ロン・ロベルト・ツィーラー(2014)
DF ベンジャマン・パヴァール(2018)
●ドルトムント/ドイツ
MF マリオ・ゲッツェ(2014)
FW マルコ・ロイス(2018)
●ボルシアMG/ドイツ
DF マティアス・ギンター(2014)
MF クリストフ・クラマー(2014)
●トッテナム/イングランド
GK ウーゴ・ロリス(2018)
FW フェルナンド・ジョレンテ(2010)
●マンチェスター・シティ/イングランド
DF バンジャマン・メンディ(2018)
MF ダビド・シルバ(2010)
●マンチェスター・ユナイテッド/イングランド
MF ポール・ポグバ(2018)
MF ファン・マタ(2010)
●ローマ/イタリア
MF ダニエレ・デ・ロッシ(2006)
MF スティーヴン・エンゾンジ(2018)
●モナコ/フランス
DF ジブリル・シディベ(2018)
MF セスク・ファブレガス(2010)
▽3選手/6クラブ
●ヴィッセル神戸/日本
MF アンドレス・イニエスタ(2010)
FW ダビド・ビジャ(2010)
FW ルーカス・ポドルスキ(2014)
●アトレティコ・マドリード/スペイン
DF リュカ・エルナンデス(2018)
MF トマ・レマール(2018)
FW アントワーヌ・グリーズマン(2018)
●レアル・マドリード/スペイン
DF セルヒオ・ラモス(2010)
DF ラファエル・ヴァラン(2018)
MF トニ・クロース(2014)
●チェルシー/イングランド
MF エンゴロ・カンテ(2018)
FW ペドロ(2010)
FW オリビエ・ジルー(2018)
●ユベントス/イタリア
DF アンドレア・バルザーリ(2006)
MF サミ・ケディラ(2014)
MF ブレーズ・マテュイディ(2018)
●マルセイユ/フランス
GK スティーヴ・マンダンダ(2018)
DF アディル・ラミ(2018)
FW フロリアン・トヴァン(2018)
▽4選手/1クラブ
●バルセロナ/スペイン
DF ジュラール・ピケ(2010)
DF サミュエル・ウンティティ(2018)
MF セルヒオ・ブスケツ(2010)
FW ウスマン・デンベレ(2018)
▽5選手/1クラブ
●パリ・サンジェルマン/フランス
GK ジャンルイジ・ブッフォン(2006)
GK アルフォンス・アレオラ(2018)
DF プレスネル・キンペンベ(2018)
MF ユリアン・ドラクスラー(2014)
FW キリアン・ムバッペ(2018)
▽6選手/1クラブ
●バイエルン/ドイツ
GK マヌエル・ノイアー(2014)
DF ジェローム・ボアテング(2014)
DF マッツ・フンメルス(2014)
MF ハビ・マルティネス(2010)
MF コランタン・トリッソ(2018)
FW トーマス・ミュラー(2014)