【2019-20プレミアリーグ冬の移籍動向】リバプール/Liverpool

▼2019-20シーズン、プレミアリーグを圧倒的な強さで独走する欧州王者リバプール。第25節終了時点で勝ち点「73」を積み上げており、2位以下との勝ち点差は「20」以上開くなどプレミアリーグの優勝が決定的となっている。

▼12月だけで4つの異なる大会を戦うという前代未聞の過密スケジュールを乗り越えたリバプール。今シーズン、プレミアリーグでは2月の1週目、もしくは2週目がオフとなっており、リバプールの選手にも第1週にオフが与えられている。そのオフが明けると、第3週からいよいよUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメントが始まる。

▼シーズン後半戦に向けてリバプールの冬の移籍動向を振り返る。

目次

移籍動向

 
【IN】
▼FW
南野拓実(25) ザルツブルク(オーストリア)から完全移籍(£7.25m)で獲得

《ひとことメモ》
▼昨シーズンは冬の移籍市場で補強しなかったリバプールだが、今シーズンはザルツブルクから日本代表FW南野拓実を補強。アンフィールドで行われたUEFAチャンピオンズリーグGS第2節リバプール vs ザルツブルクで1ゴール1アシストの活躍を披露した対戦相手を725万ポンド(約9億3000万円)という安価での獲得に成功した。南野には主に負担が大きいロベルト・フィルミーノの控えとしてのタスクが任されるだろう。

【OUT】
▼FW
リアン・ブリュースター(19) スウォンジー(チャンピオンシップ)へローン移籍

《ひとことメモ》
▼14年にチェルシーから加入し、2017年に行われたU-17W杯で得点王に輝いた若手FWリアン・ブリュースターをスウォンジーへローン移籍。新天地では早速出場機会を得ており、4試合消化段階で2ゴールを記録している。








 

フォーメーション

 基本フォーメーション/4-3-3

《ひとことメモ》
▼開幕当初はファン・ダイクとマティプのCBコンビだったが、マティプとロブレンの相次ぐ負傷離脱に伴い控えに甘んじていたゴメスがレギュラーに昇格。2選手が負傷から復帰後もレギュラーとしてプレーしている。
▼19年末に負傷離脱していたファビーニョは20年始に復帰。
▼マネ、ミルナー、シャキリが負傷離脱しているが、いずれも2月の中旬までの復帰が濃厚。
▼20年冬に加入した南野拓実だが、現状ではオリジが優先して起用されるだろう。オリジは昨シーズンのCLセミファイナル2nd legでの2ゴールや、ファイナルで優勝を決定づけるゴールを記録するなどビッグマッチで結果を残している。今シーズンもリーグ戦のマージーサイドダービーで2ゴールを決めており、南野が出場機会を確保するには第25節のサウサンプトン戦で外してしまった決定機などを決める必要性がある。



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