【データで見るロシアW杯】ベスト8の各国をデータ・監督とともに紹介!!

スウェーデン代表(GroupF 1位通過)

監督:ヤンネ・アンデション Janne Andersson

 ヤンネ・アンデション監督はこれまでハルムスタード(スウェーデン)といったクラブを率いた経験を持ち、2011年にはノーショーピング(スウェーデン)の監督に就任。2015年には26シーズンぶりにスウェーデン1部アルスヴェンスカンで優勝を果たしていた。その功績が認められ2016年スウェーデン代表に就任。
 スウェーデン代表は、4試合を終え現在6得点と8カ国の中で最も少ない。ポゼッション平均も36.5%。1点でも先取できれば、平均身長185cmを超える選手達で堅守。失点はグループステージで前回大会優勝ドイツ代表に許したわずか2点のみ。

イングランド代表(GroupG 2位通過)

監督:ガレス・サウスゲート Gareth Southgate

 2006年に、ミドルスブラ(イングランド)で選手兼任監督としてキャリアをスタート。その後ライセンスを取得し、正式な監督となる。2013年イングランドU-23監督、そして2016年12月イングランド代表監督に就任。
 イングランド代表は現在得点王のFWハリー・ケインを筆頭にベルギー代表に次ぐ9得点をマーク。グループリーグで奪った8ゴールの内、6ゴール(PK2つを含む)をセットプレーから決めている。DFトリッピアーのクロス精度もあり、8カ国の中でも上位の4試合計60本のクロス数を記録。

ロシア代表(GroupA 2位通過)

監督:スタニスラフ・チェルチェソフ Stanislav Cherchesov

 「スタス」の愛称で、2004年から監督としてキャリアをスタート。現在まで8クラブを指揮した経験豊富な監督。2016年にロシア代表の監督として就任。今大会見事ロシア代表を7大会ぶりにベスト8進出を果たし、「あなたは宇宙だ」と称賛される。
 ロシア代表は、開幕戦のサウジアラビア戦で5得点、現在計9得点を記録している。グループステージでウルグアイ代表に3失点したものの、決勝トーナメント1回戦の「無敵艦隊」スペイン代表相手に1失点、PK戦の後劇的勝利を収めるという堅守が武器。4試合のポゼッション平均も37.8%と、スウェーデン代表に次いで低い。だが、枠内外シュート数26本で9ゴール(35%)という割合は8カ国の中でトップ。

クロアチア代表(GroupD 1位通過)

監督:ズラトコ・ダリッチ  Zlatko Dalic

 ダリッチ監督は、前監督チャチッチ氏の後任として2017年10月にクロアチア代表監督に就任。クロアチア・中東アラブのクラブで監督を務め、2016年はUAEのアルアインをAFCチャンピオンズリーグ準優勝に導いた経歴を持つ。
 クロアチア代表はグループステージでアルゼンチン代表に3-0で圧勝するなど、ここまで9得点2失点、攻守両面において高い記録を残している。クロス総数66本は8カ国の中で上位の数値。



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