▽21日、FIFAワールドカップ2018ロシア大会グループC第2戦、デンマークvsオーストラリアがサマラ・アリーナ(サマラ)で行われ、1-1の引き分けに終わった。
▽ワンチャンスをものにして、初戦のペルー戦を1-0で勝利したデンマーク代表は、この試合で負傷したMFウィリアム・クヴィスト(コペンハーゲン)が欠場。クヴィスト以外は、初戦と同じメンバーで試合に臨んだ。
▽一方、強豪フランスに1-2と惜しくもを敗れたオーストラリア代表は、この試合と全く同じメンバーで試合に臨んだ。
▽試合開始早々、デンマークが先制に成功する。7分、相手陣内でのスローインの流れからシェーネがボックス内のヨルゲンセンへと繋ぐと、右足でうまく落としたボールを中央に走り込んでいたエリクセンが左足ダイレクトボレーを決めた。
▽その後、両サイドバックを高い位置に置いたデンマークが試合のペースを握る。24分。右サイドのダルスゴーアのクロスにヨルゲンセンが頭で合わせるも、シュートは惜しくも枠の右に外れた。
▽しかし38分、CKの流れからオーストラリアが2試合連続でVARの末にPKを獲得。これをフランス戦でもキッカーを務めたジェディナクが落ち着いて決め、オーストラリアが前半の内に試合を振り出しに戻した。試合はこのまま1-1で前半を折り返す。
▽後半開始早々、再びデンマークがオーストラリアゴールに迫る。50分、ヨルゲンセンの落としをシストが右足で狙うも、相手DFのブロックにも合いシュートは枠外へ。
▽その後は一転してオーストラリアペースで試合が進む。レッキー、ムーイ、ロギッチが相次いでシュートを放つもデンマークGKシュマイケルの好セーブにも合い追加点とはいかない。
▽決勝トーナメント進出に向けて、なんとか勝ち点「3」を獲得したいオーストラリアは、FWアルザニ、FWユーリッチ、MFアーバインを投入し前線を活性化させるも勝ち越すことは出来ず。試合は1-1のドローとなり、それぞれ勝ち点「1」ずつ分け合う結果となった。
▽デンマーク代表のグループ第3戦は、6月26日(火)のフランス代表戦。オーストラリア代表のグループ第3戦は、6月26日(火)のペルー代表戦となっている。
1-0 クリスティアン・エリクセン(7’)
1-1 ミル・ジェディナク(38’)