マテュー・ヴァルブエナ
代表歴:元フランス代表(52試合8ゴール)
Pos :MF
年齢:33歳
所属:フェネルバフチェ
移籍が噂されているクラブ:トロントFC
ボルドーユース出身で、167cmと小柄ながらドリブルテクニックとスピードを武器にチャンスを演出するMF。ブラジルW杯でフランス代表のレギュラーとしてプレーし、順調かと思われたキャリアだったが、2015年に発覚した「セックステープ」流出による恐喝事件から下降線を辿る。しかし、昨年夏にフェネルバフチェに加入してからは好調を維持し、リーグ戦24試合に出場し5ゴール9アシストの活躍をみせている。
移籍が噂されるトロントFCにはチームの絶対的エース、セバスティアン・ジョヴィンコが在籍している。小柄ながらテクニカルな2人の共演が楽しみだ。
ロス・マコーマック
代表歴:元スコットランド代表(13試合2ゴール)
Pos :FW
年齢:31歳
所属:アストン・ビラ
移籍が噂されているクラブ:コロラド・ラピッズ、オーランド・シティ
チャンピオンシップ(イングランド2部)で通算333試合出場120ゴール58アシストという成績を残しているストライカー。しかし、2部でこれだけの成績を残しているにもかかわらずプレミアリーグでの出場機会が1試合もない。その理由として練習態度、素行面の悪さが挙げられる。昨季もアストン・ビラのスティーブ・ブルース監督が、マコーマックをセカンドチームへと追放していた。今季は1月末までA・リーグ(オーストラリア)のメルボルン・シティへとレンタル移籍で放出されていた。ただ、その才能に疑いの余地はなく、わずか4ヶ月の在籍ながらリーグ戦17試合14ゴールと結果を残している。
今年の初めにはJリーグへの移籍が噂されたが実現せず、今年の夏にMLSへと移籍すると報じられている。出場機会があれば、確実に結果を残す選手なので、素行面さえしっかりすればアメリカでも活躍できるだろう。
ガブリエル・アグボンラホール
代表歴:元イングランド代表(3試合0ゴール)
Pos :FW
年齢:31歳
所属:アストン・ビラ
移籍が噂されているクラブ:?
アストン・ビラ一筋17年の快速ストライカー。かつては欧州屈指の快速FWとして名を知られていたが、現在はケガや太りすぎによるコンディション不足で足はそこまで速くない。2005年にトップチーム昇格後、プレミアリーグ通算390試合に出場し、86ゴール57アシストを記録。しかし、長年に渡りビラを支えていたアグボンラホールだが、近年は出場機会が激減。契約満了となる今季限りでの退団が確実視されている。
MLSへの移籍の可能性が高いというが、実績十分とはいえコンディションに大きく問題を抱えるアグボンラホールが活躍できるかどうかは未知数だ。
マリオ・バロテッリ
代表歴:イタリア代表(33試合13ゴール)
Pos :FW
年齢:27歳
所属:ニース
移籍が噂されているクラブ:DCユナイテッドなど
数々の問題行動で話題が尽きない悪童。ただその才能は疑いの余地はなく、抜群の身体能力を生かしたスーパーゴールを連発する。インテル、マンチェスター・シティ、ミランを経由して2014年にリバプールに加入したが、結果を残す事ができず1年でミランへ復帰。復帰したミランでもリーグ戦1ゴールに終わり、彼のキャリアは半ば終わったように見えた。しかし、翌シーズンから在籍するニースで完全復活を遂げる。今日まで61試合に出場し39ゴールを記録。これはキャリアハイの得点ペースだ。ただ、既にバロテッリと代理人のライオラ氏は、契約満了となる今季限りでのニース退団を明言しており、今年の夏に移籍が確実視されている。
その中で候補に挙がっているのが、アメリカの首都ワシントンD.Cに本拠地を置くDCユナイテッド。DCユナイテッドは現在、東部地区で最下位に沈んでいるが夏に大型補強の可能性が報じられており、その筆頭格としてバロテッリの獲得を目指しているという。