ボカ・ジュニアーズの元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスは、現地時間18日のアルゼンチンプリメーラ・ディビシオン第16節バンフィエルド戦で先制ゴールを決め、1-0の勝利に貢献した。今年1月に中国スーパーリーグの上海申花との契約を解除し、2017年以来の凱旋となる母国で、4試合2得点1アシストと結果を残している。
キャプテンマークを巻いたベテランストライカーは、熟練の凄みにあふれていた。
前半3分、右サイドに展開されたボールをウルグアイ代表MFナイタン・ナンデスが前方のスペースへワンタッチで出すと、アルゼンチン代表FWクリスティアン・パボンが果敢に飛び込んで中央へクロスを送る。テベスはボールの動きに呼応して相手DFの間で巧みにポジションを取り、ニアサイドに飛び込んで先制点をもたらした。
技ありのダイビングヘッド弾に、ツイッター上では「彼は伝説だ。引退する前にテベスのプレーは必見」「カルロス・テベスが中国での休暇から帰還した」と称賛の声が上がっている。試合はシュート数でバンフィエルドを下回った(7本に対して、相手は10本)ものの、ボールポゼッションは65.6%と支配。敵地で1-0としっかり勝ち点3を手にした。
ボカ・ジュニアーズは今季16戦を戦い、13勝1分2敗で勝ち点40(30得点6失点)と、2位ダジェレスに勝ち点差9をつけて首位をひた走っている。27試合を戦い抜くリーグ戦を折り返したなか、“テベス効果”で独走を維持することができるだろうか。
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