▽22日、FIFAワールドカップ2018ロシア大会グループF第2戦、韓国vsメキシコがロストフ・アリーナ(ロストフ)で行われ、1-2でメキシコ代表が勝利した。
▽スウェーデン相手にPKの1発に沈み敗戦した韓国代表は、負傷したパク・チュホなど大きくメンバー変更して試合に臨んだ。
▽一方、前回大会王者ドイツを敗る波乱を巻き起こしたメキシコ代表は、DFを1名入れ替えて試合に臨んだ。
▽試合開始早々からメキシコがボールを支配する展開で進む。防戦一方だった韓国は、カウンターからチャンスを作る。12分、ファン・ヒチャンが左サイドを突破。DFをかわしてクロスをあげるも、これは最後尾まで戻っていたロサーノに防がれた。
▽さらに22分、またしても韓国が決定機を迎える。自陣からのカウンターを開始。最後はソン・フンミンがゴール前までドリブル突破しシュートを放つも、堅いメキシコDFにブロックされゴールとはならなかった。
▽押し込まれていたメキシコ代表だったが26分に先制に成功する。24分、左サイドを突破したグアルダードのクロスを、韓国代表DFチャン・ヒョンスがハンドしてしまいメキシコがPKを獲得。これをベラが落ち着いて決め、韓国は2試合連続PKで先制を許す展開となった。試合はこのまま動かず0-1で前半を折り返す。
▽後半どちらも決定機を決めきれない展開が進む。すると66分、メキシコに追加点が生まれる。自陣でボールを奪ったメキシコが得意のカウンターを発動。ドリブル突破したロサーノのラストパスを受けたチチャリートが、相手DFをかわしシュート。これが決まりメキシコが0-2とリードを広げた。
▽このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、韓国が意地の1点を返す。ボックス手前でソン・フンミンが相手DFをかわして左足のシュート。これが決まり1-2となった。しかし、反撃はここまで1-2と勝利したメキシコ代表が、決勝トーナメント進出を決めた。
▽勝利したメキシコ代表のグループ第3戦は、6月28日(木)スウェーデン代表戦。敗れた韓国代表のグループ第3戦は、6月28日(木)のドイツ代表戦となっている。
0-1 カルロス・ベラ(26′)
0-2 チチャリート(66′)
1-2 ソン・フンミン(90+3)