▽20日、FIFAワールドカップ2018ロシア大会グループA第2戦、ウルグアイvsサウジアラビアがロストフ・アリーナ(ロストフ)で行われ、1-0でウルグアイ代表が勝利した。
▽初戦のエジプト戦を苦しみながらも勝利したウルグアイ代表は、両サイドの攻撃的な選手を入れ替えて、経験豊富なMFクリスティアン・ロドリゲス(ペニャロール)、MFカルロス・サンチェス(モンテレイ)を起用。FWルイス・スアレス(バルセロナ)にとっては、この試合が代表100試合目のメモリアルマッチとなった。
▽一方、ロシア相手に0-5と大敗したサウジアラビア代表は、開幕戦から大きくメンバー変更。MFハッタン・バブヒル(アル・シャバブ)、FWファハド・アル・ムワーラド(レバンテ)をスタメン起用した。
▽まずウルグアイがビッグチャンスを迎える。右サイドバックのバレラが相手DFの裏へ抜け出してクロスをあげる。これをスアレスがダイレクトボレーで合わせるも、シュートは惜しくもサイドネット。
▽すると23分、ウルグアイが先制に成功する。カルロス・サンチェスの左CKに反応したサウジアラビアGKアル・オワイスが飛び出すもボールに触ることが出来ず。これを相手DFを背負いながらもスアレスがボレーで合わせ、自身の偉業に華を添えた。
▽この試合に負ければ敗退が決定するサウジアラビア代表は、失点直後に決定機を迎える。25分には、この日先発起用されたバブヒルが左足のミドルシュート。ロシアW杯で初めてサウジアラビアが枠内シュートを記録するも、GKムスレラにセーブされた。
▽41分、サウジアラビアが思わぬ形で選手交代を余儀なくされる。44分、MFアル・ジャシ-ムが太腿を負傷。プレー続行が不可能になり、MFアル・モガフウィが緊急投入された。試合はこのまま1-0で前半を折り返す。
▽エンドが変わった後半は、両チームとも中々決定機を作り出せない。61分、裏へと抜け出したカバーニが、ボックス内に侵入したカルロス・サンチェスへクロス。ダイビングヘッドで飛び込むも、シュートは枠の上へと消えた。
▽その後、両チームともに3枚の交代カードをきるも試合は動かず。1-0で勝利したウルグアイ代表が決勝トーナメント進出を決めた。一方、敗れたサウジアラビア代表はグループステージ敗退が決まった。
▽勝利したウルグアイ代表のグループ第3戦は、6月25日(月)のロシア代表戦。敗れたサウジアラビア代表のグループ第3戦は、6月25日(月)のエジプト代表戦となっている。
1-0 ルイス・スアレス(23′)