【西野ジャパン】2018年5月31日 ロシアW杯に向けた日本代表メンバー発表(動画あり)

 日本サッカー協会は31日、ロシアW杯に臨む日本代表メンバー23人を発表した。本田圭佑(パチューカ)、香川真司(ドルトムント)、岡崎慎司(レスター)のBiG3が選出され、また怪我により先日のガーナ戦、3月の欧州遠征に選出されていなかった乾貴士(エイバル)が選出された。
 惜しくもガーナ戦のメンバーから落選してしまったのは、浅野拓磨(シュツットガルト)、井手口陽介(クルトゥラル・レオネッサ)、三竿健斗(鹿島アントラーズ)となった。
※以下の動画の視聴期限は2018年6月1日まで

日本代表で目指すサッカーとは?

 「いろんな絵を描きたい、多様した、変化をもたせたチーム、各チームに『対応』できるチームを全員で作り上げたい」と回答。これといった具体的な戦術面での回答はなかった。
 この後も、「選手に戦術的な部分で求めることとは?」という質問に対し、西野監督は「いろいろな状況下・ポジションでの『対応力』」と、対応という言葉を強調していた。相手に対し戦術を変えるような、言い換えれば戦術部分において抽象的なイメージしかないようなニュアンスの回答をした。

代表選考で最も悩んだ事とは?

 「19日の開幕戦にトップのパフォーマンスを持ってくれる選手を選出すること」
 「現状コンディションが悪くても、過去の経験値・実績がある選手」というのは、動画にもあるように本田、岡崎、また香川等が挙げられるだろう。また「現状飛躍している選手、将来的に伸びるであろう選手」とは、選出された大島僚太(川崎フロンターレ)、落選した井手口、三竿、堂安律(フローニンヘン)、中島翔哉(ポルティモネンセ)、久保裕也(ヘント)らが挙げられるだろう。西野ジャパン発足して間もないこの状況、経験値の面を優先し、日本代表史上最年長の平均年齢28歳という結果になったのであろうか。

落選した浅野・井手口・三竿について

 「大きく期待はしていたが、現時点でトップパフォーマンスというところでは…」
同時に、「非常に有望な若手で、W杯に行けるのも彼らの力が大きい」と落選した3選手を称えた。浅野拓磨は、ハリルホジッチ前監督体制で持ち味の「縦への推進力」を発揮。井手口は、アジア最終予選オーストラリア戦で2点目となる豪快なミドルシュートを決め勝利に貢献。三竿は、欧州遠征マリ戦で途中出場ながらも中島翔哉へのアシストで存在感を出していた。

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