【三竿健斗】悔しさをエネルギーに変え、見据える次のW杯

 ロシアW杯代表メンバーが決まった。サプライズはなく、順当に長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)や本田圭佑(パチューカ/メキシコ)らが選出された。一方で落選となったのは、最終予選でオーストラリアを破る立役者となったFW浅野拓磨(ハノーファー/ドイツ)、MF井手口陽介(クルトゥラル・レオネッサ/スペイン)とE-1の生き残りであったMF三竿健斗(鹿島アントラーズ)の3選手だった。

 選出メンバー
https://www.football-zone.net/data/japan/members/2018

 3人の中で最も早くコメントを残したのは三竿だった。

 2013年のU-17W杯に選出され、吉武博文監督(現・JFL今治)の『ローテーション・ポリシー』の下、主にアンカーのポジションを担ったのが三竿健斗だった。ポゼッションを最大限に高め、世界にセンセーショナルを与えた初戦のロシア戦においてMF瓜生昂勢(現・JFL今治)のミドルシュートをアシストした。
 彼にとって二度目となる「W杯」は次に持ち越された。U-17W杯の後、サバイバル合宿を勝ち残り、ギリギリで滑り込んだAFC U-23アジア選手権ではほぼ出番はなく、リオ五輪には選出されなかった。
 再び巡ってきたE-1選手権のチャンスで、三竿は唯一と言ってもいい生き残りだ。そのチャンスをものにし、その後の海外遠征マリ戦ではアシストを記録。最終候補メンバーにまで名を連ねたが最後の最後で西野新監督の手からこぼれてしまった。

 しかし、その目はすでに次を見据えている。落選した3人の選手たちは、誰よりも高い位置で次のW杯を見据えてスタートできる。我々にできることは、データから後押しすることだ。彼の良さ、または「忖度」と呼ばれない代表づくりを、ロシアW杯で変化する”データ”を中心として考えていけるようになるのみだ。



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