▼19年夏に2018-19シーズンに2人で45ゴールを奪ったドワイト・ゲイルとジェイ・ロドリゲス、長年守備陣を支えてきたクレイグ・ドーソンと攻守の要がチームを去ったウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(以下WBA)。主力選手がチームを去った中、同年夏に就任したスラベン・ビリッチ監督の下、新たなチーム作りが行われた。2019-20シーズン序盤は何試合か勝ちきれない試合があったものの、10月以降は昇格圏内の順位をキープ。シーズン終盤はブレントフォードの猛追にあうが、最終節でプレミアリーグ復帰を勝ち取った。
▼19年夏に10名以上の新戦力を獲得した中、ローン移籍で加入していたマテウス・ペレイラ、グレイディ・ディアンガナ、カラム・ロビンソンらの貢献度は高く、いずれの選手も今夏に完全移籍で獲得することに成功した。
クラブの基本情報
● 創立:1919年
● ホームタウン:ウェスト・ブロムウィッチ/West Bromwich
● ホームスタジアム:ザ・ホーソンズ/The Hawthorns
● リーグ優勝:1回
● 監督:スラベン・ビリッチ
● アシスタント:ジュリアン・ディックス、ダニーロ・ブトロビッチ
所属選手
*ポジションはWBAのホームページを参考
▼GK
1 サム・ジョンストン
25 デイビッド・バットン
23 ジョナサン・ボンド
▼DF
2 ダーネル・ファーロン
3 キーラン・ギブス
5 カイル・バートリー
6 セミ・アジャイ
14 コナー・タウンゼント
20 ブラニスラフ・イバノビッチ
22 リー・ペルティア
24 セドリック・キプレ
26 アーメド・ヘガジ
27 ダラ・オシェイ
▼MF
8 ジェイク・リバモア(主将)
10 マット・フィリップス
11 グレイディ・ディアンガナ
12 マテウス・ペレイラ
13 カミル・グロシツキ
16 レキーム・ハーパー
17 フィリップ・クロビノビッチ
18 コナー・ギャラガー
19 ロメイン・ソーヤーズ
21 カイル・エドワーズ
28 サム・フィールド
▼FW
4 ハル・ロブソン=カヌ
7 カラム・ロビンソン
9 ケネト・ゾホレ
15 チャーリー・オースティン
《ひとことメモ》
▼今夏に改めて完全移籍で獲得したロビンソンが「7」、ディアンガナは背番号「11」を着用。
▼重鎮クリス・ブラントがチームを去ったため新主将はリバモアに。
移籍動向
【IN】
▼GK
デイビッド・バットン ブライトンより完全移籍で獲得
▼DF
セドリック・キプレ ウィガン(3部)より完全移籍で獲得
ブラニスラフ・イバノビッチ ゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)よりフリートランスファーで加入
▼MF
マテウス・ペレイラ スポルティング(ポルトガル)より完全移籍で獲得 *昨季はローン移籍
グレイディ・ディアンガナ ウェストハムより完全移籍で獲得 *昨季はローン移籍
フィリップ・クロビノビッチ ベンフィカ(ポルトガル)よりローン移籍 *昨季はローン移籍
コナー・ギャラガー チェルシーよりローン移籍で加入
▼FW
カラム・ロビンソン シェフィールド・ユナイテッドより完全移籍で獲得 *昨季はローン移籍
《ひとことメモ》
▼昨季チームの攻撃陣を牽引してたマテウス・ペレイラ、グレイディ・ディアンガナを完全移籍で獲得。
▼選手層が薄かったGKにはベテランGKのデイビッド・バットンを補強。
▼経験不足が否めない最終ラインにプレミアリーグ通算261試合出場のイバノビッチを補強。
【OUT】
▼GK
アリ・アル・ハブシ 現役引退
アレックス・パーマー リンカーン・シティ(3部)へ完全移籍
▼DF
ネイサン・ファーガソン 契約満了に伴い退団 クリスタル・パレスへ移籍
▼MF
ギャレス・バリー 現役引退
クリス・ブラント 契約満了に伴い退団 ブリストル・シティに加入
▼FW
ジョナサン・レコ バーミンガム(2部)へ完全移籍
オリバー・バーク シェフィールド・ユナイテッドへ完全移籍
《ひとことメモ》
▼ギャレス・バリーやクリス・ブラントといったベテラン勢が揃って退団。
▼生え抜きのファーガソンをフリーでクリスタル・パレスへ放出したのが痛手。
プレシーズン
WBA 0-1 ノッティンガム・フォレスト
WBA 0-0 ブライトン
フォーメーション
基本フォーメーション/4-2-3-1
《4-2-3-1》
《ひとことメモ》
▼5バックと4バックを併用すると予想。
▼ハル・ロブソン=カヌ、カラム・ロビンソン、チャーリー・オースティンのポジション争いに注目。
▼ブラニスラフ・イバノビッチはCBで起用すると予想。
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