Jリーグ・海外有名リーグの試合プレビュー、試合結果や試合内データに加え、 ベイズ統計、ポワソン分布から出したバイオリズム的予測データを公開。

　2018年明治安田生命J1リーグも佳境。優勝可能性は川崎フロンターレとサンフレッチェ広島に限られたものの、ACL出場の可能性を残したチームは多く、残留争いは大混戦。激動に満ちた終盤戦をここまでの日程・結果や各クラブの現在順位、選手個人成績などを「Evolving Data Labo」集計データを元にお伝えしていきます。
　また、来シーズンに向けて獲得すべき選手や戦力補強データ、今季終了後の移籍市場に関しても触れていきます！

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　川崎フロンターレが首位を奪取し、勝ち点差も「７」と広げた。残り試合の数字が逆転可能な勝ち点数の目安となるため、31節大逆転負けとなってしまった広島としてはもう後がない。上位2チームの1-2位こそ当確状態だが、川崎はベンチ入りメンバーの層が暑く、少しずつローテーションをかけることもできていたが、広島は主力メンバーを連続起用し続けたことで勤続疲労が溜まっている。特に重戦車として相手にプレッシャーを与え続けたFWパトリックは、試合前に痛み止めを売って臨む試合が増えるなど、コンディションも万全とは言えない状態になっている。

　川崎と広島の上位2チームが確定的であることから、
3位　49　FC東京
4位　49　鹿島アントラーズ
5位　48　北海道コンサドーレ札幌
6位　45　浦和レッズ
7位　44　清水エスパルス
8位　44　セレッソ大阪※1試合未消化
の6チームに絞られた。しかし10/28に行われた第18節順延試合の名古屋-札幌を札幌が制したことで、清水と仙台の3位以内可能性は薄まっている。
　ただし、来季ACL出場権はリーグ戦TOP3と天皇杯優勝チームだ。天皇杯準決勝に残っている浦和、仙台、モンテディオ山形（J2）と、日程未消化の鹿島・ヴァンフォーレ甲府（J2）にも可能性が残る。
　すなわち、鹿島・浦和・仙台が天皇杯に優勝してリーグ戦3位以内の成績を収めた場合、リーグ戦4位チームにもACL出場権は残されている。

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　今季のJ1は優勝争いを1位と2位、ACL圏内争いを3位～9位で争っており、10位以下のチームは残り4節あれど残留争いに巻き込まれるほど混戦となっている。
　13位　38　横浜F・マリノス
　14位　37　湘南ベルマーレ
　15位　34　名古屋グランパス※1試合不足
　16位　33　サガン鳥栖
　17位　33　柏レイソル
　18位　29　V・ファーレン長崎
　直近成績を踏まえると、G大阪と磐田、神戸は既に残留争い枠から脱出。名古屋グランパスは残す1試合の結果次第で状況が大きく変わる。柏は二度の脳震盪のシーズンとなってしまったGK中村航輔を急遽出場させるほど追い込まれている。残すは6チームと言ったところか。
　それでも、今年はJ1ライセンスを持たない「町田ゼルビア」がJ2上位に位置している点が肝となる。2018年のJ1ルールでは、17・18位が自動降格、16位がJ2プレーオフ勝利チームとの最終決着だったが、J2町田が自動昇格圏に残った場合は16位が残留、17位が最終決着へずれ込むこととなる。事の次第によっては、J1の18位とJ2の1位の昇降格のみで終わる可能性がある。

　最終盤の見どころ日程

　今シーズンの全試合をデータで振り返り

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