- 2018-5-21
- アンジェ, カーン, ギャンガン, サンテティエンヌ, ディジョン, トゥールーズ, ナント, ニース, パリ・サンジェルマン, ボルドー, マルセイユ, メス, モンペリエ, リーグ・アン, リール, リヨン, レンヌ, 海外サッカー
- カバーニ, グリク, セリ, ダニエウ・アウベス, デパイ, トヴァン, ネイマール, バロテッリ, ファルカオ, フェキル, ムバッペ, 酒井宏樹
全20チームで争われるフランス、リーグ・アン。今季開幕前、リーグ・アンは例年にない盛り上げりをみせていた。それもそのはず、昨季優勝を逃したパリ・サンジェルマンが史上最高額となる2億2200万ユーロ(約290億円)でバルセロナからブラジル代表FWネイマールを獲得したのだ。パリ・サンジェルマンの補強の勢いは止まらず、昨季優勝したモナコからフランス代表FW、キリアン・ムバッペを買い取り義務付きレンタル移籍で獲得したのだ。こちらも史上2番目の1億8,000万ユーロ(約238億円)での獲得だった。この稀にみる大型補強でパリ・サンジェルマンは、1年ぶりのリーグ優勝を果たし、タイトル奪還に成功した。しかし、ベスト16で敗れ念願だったCL優勝は叶わずエメリ監督は退任を発表。来季からはかつてマインツ、ドルトムントで指揮を執ったトーマス・トゥヘル氏を新監督に招聘することを発表した。2位以下は混戦となり、勝ち点「3」以内でモナコ、リヨン、マルセイユと続いた。これらの3チームは来季に向け、ファルカオ、フェキル、トヴァンといったエースを引き止めることが、この夏の再優先事項となりそうだ。
今季は、GK川島永嗣(メス)、DF酒井宏樹(マルセイユ)の2名の日本人選手がプレーした。川島はPKを2本止めるなどハイパフォーマンスをみせるも、チームは最下位でフィニッシュし来季の2部降格が決定した。酒井はローテーションの関係上RSBだけでなく、LSBやCBでもプレーするなど2年目の今シーズン、プレーの幅を広げチームに大きく貢献した。
それではEvolving Dataが独自に厳選した、今季のリーグ・アンの各表彰&ベストイレブンをみていこう。
▽最優秀選手
FW ネイマール(パリ・サンジェルマン)20試合19ゴール13アシスト
▽最優秀若手選手
MF ウセム・アウアー(リヨン)32試合6ゴール5アシスト
▽カムバック賞
MF レミ・カベラ(サンテティエンヌ)29試合8ゴール6アシスト
▽得点王
FW エディソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)28ゴール
▽アシスト王
MF ディミトリ・パイェ(マルセイユ)13アシスト
FW ネイマール(パリ・サンジェルマン)13アシスト
FW メンフィス・デパイ(リヨン)13アシスト
▽最多クリーンシート
GK アルフォンス・アレオラ(パリ・サンジェルマン)17試合
▽最多セーブ
GK レジ・グルトナー(アミアン)132セーブ
▽最多タックル
MF ルノー・コアド(メス)145回
▽最多インターセプト
DF フレデリック・ギルベール(カーン)87回
▽最多クリア
DF カミル・グリク(モナコ)272回
▽最多デュエル勝利
MF バンジャマン・アンドレ(スタッド・レンヌ)363回
▽最多ドリブル成功
FW ネイマール(パリ・サンジェルマン)142回
▽最多パス成功
MF ジャン=ミシャエル・セリ(ニース)2417本
▽最多キーパス
MF ディミトリ・パイェ(マルセイユ)125本
▽最多クロス
MF バンジャマン・ブリジョー(スタッド・レンヌ)88本
▽日本人選手成績
GK 川島永嗣(メス)29試合56失点
DF 酒井宏樹(マルセイユ)0ゴール3アシスト
▽順位
1.パリ・サンジェルマン(CL)
2.モナコ(CL)
3.リヨン(CL)
4.マルセイユ(EL)
5.スタッド・レンヌ(El)
6.ボルドー(EL予選)
7.サンテティエンヌ
8.ニース
9.ナント
10.モンペリエ
11.ディジョン
12.ギャンガン
13.アミアン
14.アンジェ
15.ストラスブール
16.カーン
17.リール
18.トゥールーズ(降格)
19.トロワ(降格)
20.メス(降格)
2ページ目では今季のベストイレブンをご紹介!