【ロシアW杯マッチレポート】セルビアvsスイス|ジャカ、シャキリのゴラッソでスイスが今大会初の逆転勝利!

▽22日、FIFAワールドカップ2018ロシア大会グループE第2戦、セルビアvsスイスがカリーニングラード・スタジアム(カリーニングラード)で行われ、1-2でスイス代表が勝利した。

▽セルビア代表は、初戦のコスタリカ戦で主将のDFコラロフが直接FKを決め1-0で勝利。この試合からは、リャイッチからコスティッチにメンバーを変更して試合に臨んだ。。

▽一方、優勝候補ブラジルと1-1で引き分けたスイス代表は、この試合と全く同じメンバーで試合に臨んだ。

▽試合開始早々から両チーム共にアグレッシブな展開となる。すると5分、早くも試合が動く。右サイドからのスローインからタディッチが左足でクロスをあげると、コスタリカ戦で多くの決定機を逃していたミトロビッチが頭で合わせて先制。

▽先制されたスイス代表だったが10分、この試初めての決定機を作る。左サイドを突破したリカルド・ロドリゲスがクロスをあげて、ジェマイリがダイレクトで合わせるもシュートは枠の右へと外れた。

▽その後両チーム共に決定機を作るも決めきれない。結局前半だけでセルビアは11本、スイスは8本のシュートを放つもこれ以上スコアは動かず。1-0で前半を折り返した。

▽後半は一転、スイスが一方的に攻める展開となる。すると52分、スイスが同点に追いつく。カウンターから右サイドのシャキリがミドルシュート。これは相手DFのブロックに合うも、そのこぼれ球に詰めていたジャカの強烈な左足のシュートが、ゴール右隅に突き刺さった。

▽その後もスイスのペースで試合が進む。58分には、シャキリが得意の角度から左足のシュートを放つもクロスバー直撃。82分には途中出場のエンボロが強烈な右足のミドルシュートを放つも、GKにセーブされてしまう。

▽このまま終了かと思われた90分、遂に試合が動いた。自陣からのカウンターから、途中出場のガブラノビッチのスルーパス。これに反応し、裏へと抜け出したシャキリが、GKとの一対一を制してゴールに流し込み勝負あり。1-2としたスイス代表が今大会初の逆転勝利を収め、決勝トーナメント進出へ向けて貴重な勝ち点「3」を手にした。一方、敗れたセルビア代表は次節、優勝候補ブラジルとの対戦と厳しい状況に追い込まれた。

▽勝利したスイス代表のグループ第3戦は、6月27日(水)コスタリカ代表戦。敗れたセルビア代表のグループ第3戦は、6月27日(水)のブラジル代表戦となっている。

1-0 アレクサンダル・ミトロビッチ(5′)
1-1 グラニト・ジャカ(52′)
1-2 ジェルダン・シャキリ(90′)

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