▽17日、プレミアリーグに所属するアストン・ビラは、2020-21シーズン限りでインテルを退団した元イングランド代表MFアシュリー・ヤング(35)を獲得したと発表した。2022年夏までの1年契約を締結している。
▽ワトフォードの下部組織出身のヤングは2007年冬にアストン・ビラに加入。公式戦190試合で37ゴール49アシストを記録し、リーグベストイレブンやリーグ最優秀若手選手賞など様々な個人タイトルを受賞した。11年夏にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍。主力として活躍した後、一時は出場機会を大きく減らすも、2016-17シーズン後半以降はサイドバックとして再び主力に定着。2018-19シーズンからは主将を務めた。20年冬にインテルへと移籍。左ウイングバックのレギュラーとして2020-21シーズンはインテルにとって11年ぶりとなるスクデット獲得に貢献していた。
▽10年ぶりにヤングを復帰させることに成功したアストン・ビラは、21年夏をもってアーメド・エルモハマディとニール・テイラー2人のベテランサイドバックが退団。チームに30代の選手がいないということもありバックパッパー及びスタメン争いが出来る経験のある選手の獲得を目指していた。
《アシュリー・ヤングの2020-21シーズンの成績》
セリエA:26試合1ゴール4アシスト
UEFAチャンピオンズリーグ:5試合
コッパ・イタリア:4試合