Evolving Data Labo代表佐藤の考えるベストチーム

代表佐藤の考えるベストチーム

普段とは趣向を変えて、【感想】やライターとしての意見を踏まえながら特集してみようと思うのが今回の記事の趣旨となる。
もし、今の自分がちょっと将来的な日本代表をつくるのであればどう選ぶだろうか、という視点から考えてみた。

チームメンバー紹介

GK:中村航輔(柏レイソル)
CB:中山雄太(柏レイソル)
CB:植田直通(鹿島アントラーズ)
LSB:坂井大将(大分トリニータ)
RSB:伊東純也(柏レイソル)
DMF:三竿健斗(鹿島アントラーズ)
CMF:平川怜(FC東京U18)
CMF:久保建英(FC東京U18)
LWG:中村敬斗(三菱養和ユース)
RWG:鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
CF:宮代大聖(川崎フロンターレU18)
以下、控えメンバーにも言及しつつ、選出理由を列挙していく。

選考理由<GK:中村航輔>

総合力の高いGKを採用する以外にここは他ない。
中村航でなければ、
GKシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)
GK波多野豪(FC東京)
GK廣末陸(FC東京)
GK大迫敬介(サンフレッチェ広島ユース)
GK西川周作(浦和レッズ)
このあたりからのチョイスとなるが、GKに関しては総合的な守備力・統率力・フィードミスの少なさをポイントにあげた上で考えたい。フィードであればGK西川周作、守備力ならばGK飯倉大樹(横浜FM)もあるが、総合力として中村航、シュミットあたりがワンツーとして入る。

選考理由<CB:中山雄太>

絶対化したいのは、LCB・LSB・RCMFが左利きであること。
現在の柏レイソルのDF陣はそのまま両CBとして起用することができるほど。安定したフィード力と落ち着きのあるDF力がCB中山のストロングポイントであり、守備一辺倒ではなく攻撃へのバランスにも長けている点が魅力。
また、試合中の戦術変化にも対応することができ、3バックの左と中央にも移動できる。
右利きだが、
CB森重真人(FC東京)
CB橋岡大樹(浦和レッズユース)
CB瀬古歩夢(セレッソ大阪U18)
ならばこのポジションでも対応できるだろうし、
同じく左利きならば
CB町田浩樹(鹿島アントラーズ)
が候補にはあがるものの、
左利きのハイスペック総合力タイプとしては最大の筆頭候補に変わりはない。

選考理由<CB:植田直通>

RCBにはもちろん右利き、このポジションに望むのは、空中戦・地上戦ともに長けている人物をチョイスしたい。
CB森重真人
CB中谷進之介
CB吉田麻也(イングランド/サウサンプトン)
CB岩波拓也(ヴィッセル神戸)
CB昌子源(鹿島アントラーズ)
CB谷口彰悟(川崎フロンターレ)
DMF冨安健洋(アビスパ福岡)
あたりがこのポジションの候補ではあるのだが、スピードとパワーを併せ持つポテンシャルの塊CB植田は、
日本代表の核になって守らもらわねば困る存在。

選考理由<LSB:坂井大将>

このチームで最も重要となるのはサイドバックであり、多くの役割が求められている。しかし、両サイドシンメトリーにする必要はなく、左から右で崩す際、後述する3バック対応時にLCBまたは2ボランチの一角に入る選手が必要となる。
サイドバック以外の対応まで求めるのであれば、
LSB福森晃斗(北海道コンサドーレ札幌)
LSB酒井高徳(ドイツ/ハンブルガーSV)
LSB下平匠(横浜FM)
LSB車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
は可能性に上がってくるし、
LSBの専門家ならば、
LSB小川諒也(FC東京)
LSB太田宏介(FC東京)
LSB三竿雄斗(鹿島アントラーズ)
LSB吉田豊(サガン鳥栖)
LSB長友佑都(イタリア/インテル)
LSB舩木翔(セレッソ大阪)
彼らにプロフェッショナルな動きを求めるのも手ではあると思う。
現状の選出はあくまで左からの右フィニッシュスタイルを貫いているからだが、
選手交代で右からの左フィニッシュスタイルを求めるならば、LSB舩木翔を選出する可能性は高い。

選考理由<RSB:伊東純也>

このポジションにはサイドアタック、将棋で言う【香車】の役割を求めている。
バランス性は左で求めるため、右は最終的に得点する部分までを絶対視したい。
ならば、圧倒的な速さでぶっちぎる飛び道具をもった選手、またはスペースをハントできる選手を据えたい。
ということで伊東を起用した。
似たところでは、
ST永井謙佑(FC東京)
WG宮市亮(ドイツ2部/ザンクトパウリ)
は考えるポイントになるし、
RSB石田崚真(ツエーゲン金沢)
RWB関根貴大(浦和レッズ)
LMF原口元気(ドイツ/ヘルタ・ベルリン)
バランスを求めたり、クロスを求めるならば、
RSB内田篤人(ドイツ/シャルケ)
RSB酒井宏樹(フランス/マルセイユ)
RSB小池龍太(柏レイソル)
RSB菅原由勢(名古屋グランパスU18)
このあたりからの選出を濃厚と考える。

選考理由<DMF:三竿健斗>

DMF三竿健に関してはほぼ一択である。ボランチ感覚ではなく、アンカーとして後ろの仕事をほぼ一手に引き受けて実行できるマルチロールは国内においてそうそういるわけではない。
もちろん、
DMF阿部勇樹(浦和レッズ)
DMF長谷部誠(ドイツ/フランクフルト)
CB遠藤航(浦和レッズ)
DMF三竿健斗以外全て浦和関係者というのもまたアンカーをしっかりと育成できていないことが窺える。
もしくはパサータイプならば、
CMF小林祐希(オランダ/ヘーレンフェーン)
CMF柏木陽介(浦和レッズ)
CMF大島僚太(川崎フロンターレ)
CMF鈴木徳真(筑波大学)
CMF柴崎岳(スペイン2部/テネリフェ)
CMF福岡慎平(京都サンガU18)
CMF庄司悦大(FC岐阜)
CMF渡部皓太(東京ヴェルディ)
ファイタータイプならば、
DMF井手口陽介(ガンバ大阪)
DMF山口蛍(セレッソ大阪)
DMF冨安健洋
DMF永木亮太(鹿島アントラーズ)
DMF喜田陽(セレッソ大阪U18)
DMF深井一希(北海道コンサドーレ札幌)
などもあげられる。
特に、期待されるU17世代のキャプテンCMF福岡慎平や全日本大学選抜経験もあるCMF鈴木徳真らが次世代候補。

選考理由<CMF:平川怜>

このあたりからは確実に好みが出てくるところだが、SB・WG・CFを活かすために左のインサイドハーフは右利きで、
右のインサイドハーフは左利きであることを望ましく考えている。
さらには、LCMFにはトップ下要素以上にボランチからの起点となれる要素と守備力も求めたい。
CMF大島僚太
CMF中村憲剛(川崎フロンターレ)
OMFサイ・ゴダード(イングランド/トットナムユース)
OMF中井卓大(スペイン/レアルマドリードカンテラ)
OMF清武弘嗣(セレッソ大阪)
CMF兵藤慎剛(北海道コンサドーレ札幌)
CMF平川にはまだ年齢面もあるものの
運動量の多さまで求められるようになれば、本当に日本代表の中ででも一時代を築ける選手になると思う。

選考理由<CMF:久保建英>

このチームにおける絶対主君。フィニッシャーとしての意思決定以上にオーガナイザーとしての統一者にまで昇華できることがアンダー世代上でのデータによって現れている。
世代やチーム、フィニッシャーがいなかったりストライカー不足、ウインガーのスペックにもよるが、可変型でロングのスターターやショートのアシスターとしての規格となる。Impect(相手選手を無効化したパスや行為に対して用いられる数値)的にとてつもない数値をもたらしてくれるCMF久保建英が攻撃の基準となる。
OMF本田圭佑(イタリア/ACミラン)
OMF堂安律(ガンバ大阪)
OMF佐々木匠(ベガルタ仙台)
OMF矢田旭(名古屋グランパス)
ST田中順也(ヴィッセル神戸)
一部右利きもいるが、サイド系ではなく中に陣取って全方位に仕掛けられる存在を必要としたい。

選考理由<LWG:中村敬斗>

LWGに求めるのは左足のクロスをオプションにした上での右足のミドルシュート。左45°からの突き刺すシューターが必要。
左で崩して右で仕留めるにあたり、右での仕留めに活かせる策はクロスと見せかけたシューティングができること。
LWG原口元気
LMF齋藤学(横浜FM)
LMF永井謙佑
LMF中島翔哉(FC東京)
LMF渡辺凌磨(ドイツ/インゴルシュタット)
LMF三好康児(川崎フロンターレ)
LMF乾貴士(スペイン/エイバル)
カットインからのミドルシューターといえば、リオ五輪代表世代で魅せたLMF中島翔。
しかし、LWG中村敬斗はそれを凌ぐ存在になれると見ている。
単純スプリント等の能力値ならば、LMF永井・LMF齋藤学あたりは当然絡んでくる。

選考理由<RWG:鈴木優磨>

フィニッシャー候補の一人であり、パワープレイ時の対応や気の強さ、前線で張れる存在であることが大前提。
もちろん、CF岡崎慎司(イングランド/レスター)のような泥臭さやゴールへの嗅覚を重視するとなれば、
選手はかなり限られる。
OMF鎌田大地(サガン鳥栖)
CF岡崎慎司
CF工藤壮人(サンフレッチェ広島)
ST武藤嘉紀(ドイツ/マインツ)
CF杉本健勇(セレッソ大阪)
ST小林悠(川崎フロンターレ)
ST久保裕也(ベルギー/ヘント)
ST南野拓実(オーストリア/ザルツブルク)
ST棚橋尭士(横浜FMユース)
ST中村駿太(柏レイソルU18)
CF森海渡(柏レイソルU18)
RMF江坂任(大宮アルディージャ)
レアルユース相手にも2得点を決めたCF森は注目の選手であり、ST中村駿、RMF江坂の得点力には注目できる。
得点感覚や泥臭さ、体を張れる点まで考えると、RWG鈴木優磨、CF杉本健、ST久保裕あたりが候補に上がる。

選考理由<CF:宮代大聖>

フリーマン扱いとなる下がり目のストライカーポジションには得点能力が必要となる。
強いていえば、オフザボール段階で何人剥がすことができるかも鍵。
ストライカーとしての本能意識の強い選手をここに当て込むならば、U17世代のCF宮代大聖を起用する。
または、
CF小川航基(ジュビロ磐田)
CF大迫勇也(ドイツ/ケルン)
CF中野誠也(筑波大学)
ST柿谷曜一朗(セレッソ大阪)
ST瀬川祐輔(大宮アルディージャ)
RWG浅野拓磨(ドイツ2部/シュツットガルト)
あたりはこのポジションで活きてくる。

チーム内容

選考理由としては【ある程度可変型に対応できる】点をメイン軸に据えている。特に重視したのはCMF久保建英…と言いたいところだが、DMF三竿健斗が僕の思う最重要視すべきタレントだ。彼は96ジャパンでも活躍していた高校生当時の東京Vユースで発見したが、彼のアンカーでの動きこそが秀逸である。内容は後述するが、心臓部にDMF三竿健斗を据えた状態で全てを整えていく。
チームの得点源はRSB伊東純也、RWG鈴木優磨、CF宮代大聖、LWG中村敬斗の4人。とりわけ、CF宮代・RSB伊東に得点を取らせるための布陣を敷く。
基本は4-1-2-3のワイドトップスタイル。中央のCB中山・CB植田・DMF三竿でボールをカットしLSB坂井・CMF平川・CMF久保がパス役となって前線3人がスペースを作り、ニアでCF宮代、ファーにRWG鈴木優、あけるスペースにRSB伊東が入り込む。ザッケローニ体制時のLSB長友佑都・LMF香川真司・OMF本田圭佑でつくってRMF岡崎慎司で仕留める形に似ているが、ワントップを孤立させるのではなくCFをフリーマン型として据えているのが特徴となる。96ジャパンの吉武監督が実践していたスタイルを軸に、当時揃えられなかったストライカーとフリーマンを掛け合わせ、サイドにオフェンスのプレッシングをかけてフィニッシュさせる。

4-1-2-3と3-3-4


あくまでフォーメーションはスタートグリッドであり、自分の戻る立ち位置なだけ。
無駄にあけない、
無駄に上がらない、
無駄に下がらない、
このあたりを守りつつ、
サイドバックが上がった場合どうするか、
中央締める場合にはどうするか、
サイドへのディフェンス寄与のためにはどうするか。

サイドを必要とする場合には、
その支持をLSB坂井大将主導のもとにラインコントロールを実行。
中央を締める場合には、LSB坂井大将の列をあげて、
DMF三竿健斗がDFラインに下がってコントロール。
攻撃時には、4-1-2-3と3-3-4
守備時には、4-1-4-1と3-5-2
フォーメーションをほぼ2つ使い分けつつ、ローテーションポリシーのもとで遂行。
できるだけ下がり目のポジションの面々でコントロールさせ、
左でコントロール、右で爆発させる流れで実行。

控えメンバーと選出

GKシュミット・ダニエル
GK西川周作
CB森重真人
CB中谷進之介
LSB舩木翔
RSB酒井宏樹
DMF井手口陽介
OMF本田圭佑
CMF福岡慎平
LMF中島翔哉
RWG久保裕也
CF大迫勇也
基本が若すぎるチームのため、
GK西川、CB森重、OMF本田圭といった攻守の精神的支柱を招集。
ポテンシャルの高いGKシュミット・RSB酒井宏・DMF井手口・RWG久保裕・CF大迫
キャプテンシーのあるCMF福岡・LMF中島翔
ここに爆発力のあるLSB舩木翔を入れることで右で組み立てて左でフィニッシュさせる逆パターンも構築可能にした。

あくまで、これは現段階における数年後の日本代表を意識したチーム構成となっている。
それでも、数年前じゃありえなかった選手起用の的中率の高さを皆さんにも知ってほしい。
少しずつ、なぜ、どうして、どのようにして、
どこからデータを拾ってきて、
というレシピの部分を提示できるように、寄与できればと思う。

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