【検証】意外な選手が集結!マンチェスター・シティの下部組織出身ベストイレブン

 

下部組織からも世界トップレベルの選手を輩出しているマンチェスター・シティ

 

▽名将ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で過去最強とも言えるチームが出来上がったマンチェスター・シティ。しかし、主力を担う選手の大半は他クラブから移籍してきた選手たちだ。現在、トップチームで下部組織出身の選手は、第3GKのアリジャネ・ムリッチとMFフィル・フォーデンの2名のみ。このように現在の強豪クラブはお金で即戦力を買い、下部組織出身の選手を起用しないという傾向にある。また、マンチェスター・シティは板倉滉を獲得したように世界中の若手有望株を早期に獲得し、レンタル移籍で経験を積ませるという事を行っている。下記で紹介するFWジェイドン・サンチョ(ドルトムント)はワトフォードから、DFアンヘリーノ(PSV)はデポルティーボの下部組織から引き抜かれている。

▽今回、マンチェスター・シティの下部組織出身の選手でベストイレブンを作成!あまり知られていないが、実は「マンチェスター・シティの下部組織出身」という選手が多くいます。
*現役選手のみです。


▼GK
カスパー・シュマイケル(レスター/デンマーク代表)02年~09年

▼DF
キーラン・トリッピアー(トッテナム/イングランド代表)99年~11年
ベン・ミー(バーンリー/イングランド)06年~12年
カリム・レキク(ヘルタ/オランダ代表)11年~15年 *02年~11年までフェイエノールトの下部組織に所属
アンヘリーノ(PSV/スペイン)13年~18年 *07年~13年までデポルティーボの下部組織に所属

▼MF
セコ・フォファナ(ウディネーゼ/コートジボワール代表) 13年~16年 *10年~13年までロリアンの下部組織に所属
フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ/イングランドU-19代表)09年~
デイビッド・ブルックス(ボーンマス/ウェールズ代表)04年~14年

▼FW
ロニー・ロペス(モナコ/ポルトガル代表)12年~15年 *06年~11年までベンフィカの下部組織に所属
ダニエル・スターリッジ(リバプール/イングランド代表) 03年~09年 *00年~03年までコベントリーの下部組織に所属
ジェイドン・サンチョ(ドルトムント/イングランドU-19代表) 15年~17年 *07年~15年までワトフォードの下部組織に所属

*()横は在籍年数。

▽マンチェスター・シティの下部組織のみで育成されている選手というのは非常に稀有な存在であり、最後に下部組織からトップチームのレギュラーに定着したのは2006年にトップチームへ昇格したDFマイカー・リチャーズ(アストン・ビラ)まで遡る。現在、イングランド代表やトッテナムで不動のレギュラーとしてプレーするキーラン・トリッピアーでさえもトップチームで1試合も出場することが出来なかった。

▽以上の11名以外にも多くの選手がマンチェスター・シティの下部組織に在籍していた。

▼GK
ロリス・カリウス(ベシクタシュ/ドイツ)
アンガス・ガン(サウサンプトン/イングランド代表)
ウェイン・ヘネシー(クリスタル・パレス/ウェールズ代表)

▼DF
ネダム・オヌオハ(レアル・ソルトレイク/イングランド)
グレッグ・カニンガム(カーディフ/アイルランド代表)
デドリック・ボヤタ(セルティック/ベルギー代表)
トム・スミス(ハダースフィールド/イングランド)
オマル・エラブデラウィ(オリンピアコス/ノルウェー代表)
ジェイソン・デナイアー(リヨン/ベルギー代表)
パブロ・マフェオ(シュツットガルト/スペインU-21代表)
トシン・アダラビオヨ(WBA/イングランドU19代表)*マンチェスター・シティからレンタル移籍

▼MF
グレン・ウィーラン(アストン・ビラ/アイルランド代表)
スティーブン・アイルランド(無所属/元アイルランド代表)
アダム・クレイトン(ミドルスブラ/イングランド)
アフマド・ベナリ(クロトーネ/リビア代表)
ジョージ・エバンス(ダービー/イングランド)
ホセ・ポゾ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン)
アレイシ・ガルシア(ジローナ/スペインU-21代表)*マンチェスター・シティからレンタル移籍
ベルサント・ツェリナ(スウォンジー/コソボ代表)
デニス・スアレス(アーセナル/スペイン代表)
ブラヒム・ディアス(レアル・マドリード/スペインU-21代表)

▼FW
ブラッドリー・ライト=フィリップス(NYレッドブルズ/イングランド)
ロベルト・マク(ゼニト/スロバキア代表)
ヨン・グイデッティ(アラベス/スウェーデン代表)
マルチェロ・トロッタ(サッスオーロ/イタリア)
ケレチ・イヘアナチョ(レスター/ナイジェリア代表)



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