【期待の選手10選!】J3後半戦を盛り上げる10選手!

鹿児島・沼津の左サイドバックに富山のドリブラー、福島の新エース


SB砂森和也(アスルクラロ沼津)
1ゴール5アシスト
 出場機会確保のため、カマタマーレ讃岐から移籍してきた中堅のサイドバックは水を得た魚のようなシーズンを送っている。好調沼津のチャンスメイカーでラストパスの数値も全体5位の34本を叩き出しており、左からの攻撃でチームを牽引する。クロス精度に注目してもらいたい選手だ。

SB藤澤典隆(鹿児島ユナイテッドFC)
1ゴール4アシスト
 既に「ベテラン」や「職人」の域に差し掛かり始めた藤澤をこの枠から外すわけにはいかない。琉球から鹿児島へと移籍してきた1年目から躍動を続けており、ラストパス数も全体6位の33本。クロスだけにとどまらず、グラウンダーのパスでも味方を活かすボールは、後半戦鹿児島の原動力となるか。

MF新井瑞希(カターレ富山)
2ゴール3アシスト
 浦和レッズユースからSVホルン(オーストリア)を経て日本に戻ってきたテクニシャン。今季はMF椎名伸志、MF差波優人といったクリエイティブなパサーを3列目に配しており、独特なリズムでドリブルで切れ込むさまは、セットプレイも多いカテゴリーにおいてオリジナリティ溢れる。一芸と考えれば、J3史上屈指のドリブルテクニックをもつ新井のパフォーマンスにもう一つ「何か」が加われば、ステップアップも現実的だ。

FW武颯(福島ユナイテッドFC)
6ゴール0アシスト
 昨年、MF相馬勇紀(早稲田大→名古屋)とのコンビで関東大学リーグを席巻した得点への嗅覚はプロでも通用。中央の位置に位置づけているが、上背があるわけではなく、得意とするのはドリブルで相手を「外すこと」にある。若手の王道ストライカーがJ3に出現したこと自体も珍しい。得点感覚をさらに磨いてチームをさらに上位に位置させるエースFWの仕事ぶりを見てほしい。

固定ページ:
1

2

3

関連記事

ページ上部へ戻る