- 2018-5-24
- J2, ヴァンフォーレ甲府, ジェフユナイテッド千葉
- J2, ヴァンフォーレ甲府, ジェフユナイテッド千葉, ダイアゴナルパス, ダイアゴナルラン, 小塚和季, 第15節, 船山貴之, 香川真司
MF小塚和季の計算尽くされたゴール
試合終了間際の90分、FWリンスとの巧みなパスワークから見事なカウンターを見せた小塚は、走りながら一瞬後方へ首を振りMF島川俊郎の上がりを確認した。この瞬間、小塚にはゴールまでの流れが見えていたのだろう、中央からサイドへダイアゴナルランを見せる。小塚に付いていた讃岐DF佐々木渉は、小塚のポジションからオフサイドが取れると確信し、スピードを落とす。しかし、佐々木は島川を確認出来ていなかった。DF武田有祐との間を埋めていれば防げていたかもしれない。小塚は島川へパスを通し、ワンツーを受けて無人のゴールへ流し込んだ。
今季アルビレックス新潟から完全移籍で加入した小塚。得意な攻撃の組み立て、周囲との連動からゴールを奪ってみせた。
次のページは、日本人が魅せるワールドスタンダードなダイアゴナルパスとして、香川真司のプレーを紹介したい。。