浦和レッズの移籍動向と所感(1/15時点)

◯加入

発表日 ポジション 選手名 年齢 前所属 形態
1/7 GK 榎本哲也 33 横浜F・マリノス 完全
12/7 GK 福島春樹 23 ガイナーレ鳥取 レンタルバック
12/20 DF 田村友 24 アビスパ福岡 レンタル
12/28 MF 菊池大介 25 湘南ベルマーレ 完全
12/16 MF 長澤和輝 25 ジェフユナイテッド千葉 レンタルバック
12/19 MF 矢島慎也 22 ファジアーノ岡山 レンタルバック
12/7 FW オナイウ阿道 21 ジェフユナイテッド千葉 完全
12/7 FW ラファエル・シルバ 24 アルビレックス新潟 完全

◯移籍・引退等

発表日 ポジション 選手名 年齢 前所属 形態
12/15 GK 27 完全
12/21 DF 33 完全
12/15 DF 33 完全
12/29 FW 32 レンタル

【責任の所在】
GK西川周作、DMF阿部勇樹、CB槙野智章、CB遠藤航、CB橋岡大樹(二種登録)、CF興梠慎三…
キャプテンシーをもった選手が多くいて、
CMF矢島慎也が帰ってくる。彼もまたキャプテンシーを持つ選手だ。
キャプテン不在のチームは脆い。しかし、キャプテンがいすぎるチームというのも、いかがなものか。

【本物のナンバー10】
背番号10、CMF柏木陽介のもとに、
CMF長澤和輝、CMF矢島慎也、SMF菊池大介、STラファエル・シルバという昨シーズン各チームで10番を背負った選手が集まった。
役割は違うものの、エースが揃いすぎてはいるのではないか。

【付与された試合内での役割】
ペトロビッチが作り上げる浦和レッズには多くの役割が見て取られる。
しかし、CB遠藤航(那須大亮)、DMF阿部勇樹が真ん中の軸となりつつ、
GK西川周作、CB槙野智章、CB森脇良太またはCMF柏木陽介を通じてスイッチが入る。
前線は、セカンドトップに入るST武藤雄樹を筆頭としたリンクマンがスペースを作り、
WB宇賀神友弥、WB関根貴大、CMF柏木陽介、ST高木俊幸、ST李忠成らがそのスペースから決定機を演出するかフィニッシュする。
または、ストライカーCF興梠慎三、スペースを作った後も動き続けるST武藤雄樹が決められるようにボールの流れを規定して動いている。

【優勝という目標】
「達成可能目標」というよりは、「達成すべき目標」でしかない。
鹿島主将MF小笠原満男も言ったように、2016年の優勝チームは浦和レッズであったと思う。
シーズンを通した試合運びは王者の風格でしかなかった。
しかし、最後の最後、鹿島に失点を許したあたりからの狂いだした歯車は止められなかった。
川崎フロンターレにはMF三好康児、鹿島アントラーズにはFW鈴木優磨、
悪い流れでも変えてくれるような若い風がたしかにあって、
浦和は、ピッチ上の11人が主体性をもってやれるチームでもあった。
キャプテンシーが強く、自分達で打開できる可能性を秘めている選手だから。
ただ、皆が同じ方向を向きすぎてしまった際の飛び道具はあって然るべきだったかもしれない。

果たしてそのポジションに、FWオナイウ阿道ははまれるかどうか。
カップ戦を通じたレベルアップを楽しみにしたい。

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