【選手名鑑】澤昌克の現在地|柏へ5年ぶりの復帰を果たした「ペルーの至宝」

 澤のプロデビューはペルー。2005年スポルティング・クリスタルでプレーし、4シーズンでペルーの4クラブを渡り歩いた。この4シーズンの活躍が認められ、ペルーリーグ最優秀外国人選手賞を受賞、さらにペルー代表の打診があったほどだった。2008年柏レイソルに加入し、14年またしてもペルーのクラブに復帰する。そして2018年柏に復帰。この時の澤はペルーで英雄・アイドル的な人気を誇っていた。日本産「ペルーの至宝」と呼ばれる彼の現在地とは。

目次



澤昌克のプレースタイルと選手紹介

 

澤昌克のプロフィール

選手名 澤昌克|Masakatsu SAWA
出身 千葉県柏市
生年月日 1983/1/12
身長・体重 173cm・70kg
現所属チーム/背番号/利き足 柏レイソル/#30/右足
過去所属 2005 スポルティング・クリスタル(ペルー)
2006 コロネル・ボログネシ(ペルー)
2007 デポルティーボ・ムニシパル(ペルー)
2008 シエンシアーノ(ペルー)
2008-13 柏レイソル
2014-17 デポルティーボ・ムニシパル(ペルー)



澤昌克の動画

 



年度別出場成績

2018年

 【リーグ戦】

2017年

 【リーグ戦】

2016年

 【リーグ戦】

2015年

 【リーグ戦】

2014年

 【リーグ戦】

2013年

 【リーグ戦】

年度別来歴

2019年

 

2018年

 柏に5年ぶりの復帰。

2014年

 3月、古巣のデポルティーボ・ムニシパルへ移籍。4シーズンプレーし、115試合に出場21ゴールを記録。

2009年

 シーズン途中に新監督としてネルシーニョが就任した後は、サテライトゲームや練習ゲームでの活躍を認められるようになり、残留争い最中の10月頃からレギュラーに定着した。

2008年

 2008年に移籍したシエンシアーノは、2003年のコパ・スダメリカーナにおいてペルーのサッカークラブとして初の国際タイトルを獲得。

 8月2日、Jリーグ・柏レイソルに完全移籍での加入が発表された。しかし加入後は度重なる足首の怪我に悩まされ試合に出場したのは数える程度であった。

2007年

 デポルティーボ・ムニシパルでの活躍が認められ、ペルーリーグ最優秀外国人選手賞を受賞。同年12月に、ペルーサッカー連盟から正式にペルー代表入りを打診され、当時の監督からも直々に代表入りを要請する電話があったが、日本国籍喪失を憂慮し、このオファーを拒否。
 国際電話で両親とこの件について話した際は、父親から「お前国籍変えたら絶縁だからな」と言われたそう。

2006年

 コロネル・ボログネシへ移籍し、同年9月13日に行われたコパ・スダメリカーナのCSDコロコロ(チリ)戦で、日本人初となるスダメリカーナ杯での得点をマークした。

2005年

 ペルーのスポルティング・クリスタルとプロ契約を結んだ。

プロ前

 千葉県柏市十余二で生まれ、生後まもなく父親の仕事の関係でシンガポールへ転居する。3歳までシンガポールで過ごし、帰国後は茨城県北相馬郡守谷町(現:守谷市)で暮らした。
 中央学院高等学校を卒業後、仙台大学にスポーツ特待生として進学するが、2001年に大学を休学し(のちに中退)、アルゼンチンへサッカー留学。アルゼンチンのCAリーベル・プレートの下部組織でプレーするが2003年12月に第二頚椎骨折の大怪我を負い、半年のリハビリを経て復帰。



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