今 神戸が熱い!!
サッカー界・ラグビー界、2人のスーパースターが神戸のクラブへ加入を発表した。その2選手を紹介する。
ヴィッセル神戸
アンドレス・イニエスタ
~Andrés Iniesta~
元FCバルセロナ所属。カンテラ(バルセロナの下部組織)の最高傑作。ポジションはMF。2002年にバルセロナに加入し、神戸移籍が決定する2018年までプレー。El Ilusionista(手品師) El Cerebro(頭脳)などの愛称で呼ばれ、バルセロナで675試合57ゴール141アシストを記録した。
現在34歳だが、世界のトップクラブ・さらに先日まで行われていたロシアW杯にスペイン代表として出場するほどの実力を持ち、その技術は未だ衰えていない。身長171cmと小柄ながらも、緩急や巧みなボールタッチで相手をスルスルと簡単にかわす。さらに、常に首を振ることで周囲の敵味方の位置を確認、適材適所の場所へパスを供給できる天才。
目標は「リーグ優勝、願わくばアジアを制覇したい」
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
ダン・カーター
~Dan Carter~
「キャリアは神戸で終わらせようと思う」
ラグビー好きは興奮したことだろう。あのダン・カーターが日本で見れるのだから。ダン・カーターは、ラグビー界の強豪であるニュージーランド代表「オールブラックス」でキャップ「112」を誇る。さらに2015年ラグビーワールドカップでニュージーランドの2連覇に貢献し、ワールドラグビー年間最優秀選手にも3回輝いたスーパースター。ポジションは、SO(スタンドオフ)、フライハーフ (FH)。いわば「司令塔」と呼ばれるポジションである。
ダン・カーターの代名詞といっても過言ではないのが、世界トップクラスの正確無比な「ゴールキック」だ。日本のラグビー界ではFB五郎丸歩が挙げられる。
目標は「優勝したい。日本のラグビーに貢献したい」
神戸のクラブチームに加入した両選手は間違いなく世界トップクラスの選手である。またどちらも「司令塔」の役割を果たすポジションであり、体つき、スピード等が違うであろう日本人選手をどうコントロールしていくか見どころである。
ヴィッセル神戸は現在6位(2018年7月18日時点)、神戸製鋼コベルコスティーラーズは昨シーズン最終順位5位と優勝に惜しくも届いていない。サッカー界・ラグビー界に多大な影響を与えることは間違いないが、両選手の目標である「リーグ優勝」を果たすことができるか注目したい!