- 2018-5-19
- アーセナル, アトレティコ・マドリード, ザルツブルク, ドルトムント, ビルバオ, ヘルタ, ホッフェンハイム, マルセイユ, ミラン, ライプツィヒ, ラツィオ, レアル・ソシエダ, 海外サッカー
〈ベスト11〉
▽GK
GKにはヤン・オブラク(アトレティコ・マドリード/スペイン)を選出。負傷の影響で全9試合中6試合の出場に留まったオブラクだったが、出場すればスーパーセーブを連発。わずか2失点に抑えアトレティコの優勝に大きく貢献した。そのセーブ率は脅威の92%(1位)に及んだ。次点にはミラン・ボルヤン(レッドスター/セルビア)を選出。惜しくも決勝トーナメント1回戦で敗れたレッドスターだが、8試合でわずか3失点と高い守備力を世界に証明した。その中心選手であるのがカナダ代表の守護神であるボルヤンだ。オブラクに次ぐセーブ率90%(2位)を記録し、チームのピンチを幾度となく救いチームの決勝トーナメント進出に大きく貢献した。
▽DF
CBにはアディル・ラミ(マルセイユ/フランス)とディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリード/スペイン)を選出。ラミは負傷で欠場した1試合を除き全14試合に出場。インターセプト24回(6位)、クリア81回(2位)と安定したパフォーマンスをみせ、チームの決勝進出に大きく貢献した。ゴディンは、負傷で欠場した1試合を除き8試合に出場。アトレティコの守備の要として優勝に大きく貢献した。次点にはブラニスラフ・イバノビッチ(ゼニト/ロシア)とダミアン・ル・タレク(レッドスター/セルビア)を選出。イバノビッチは7試合の出場に留まったものの、3ゴール2アシストを記録。チームのベスト16進出に大きく貢献した。ル・タレクは全8試合に出場し、チームをボルヤンと共にわずか3失点に抑える活躍をみせ、チームのグループステージ突破に大きく貢献した。
RSBにはシュテファン・ライナー(ザルツブルク/オーストリア)を選出。SBながらWGまでこなせる攻撃センスの持ち主で、14試合で1ゴール5アシストを記録。中でも大逆転勝利を果たした準々決勝2nd legラツィオ戦での決勝ゴールは、チームの歴史に名を残すゴールとなった。 次点にはブナ・サール(マルセイユ/フランス)を選出。15試合に出場し、1ゴールを記録。ドリブル成功数は51回(1位)と、個の力でチームに多くのチャンスをもたらした。
LSBにはドメニコ・クリーシト(ゼニト/ロシア)を選出。主将としてクリーシトは、9試合に出場し1ゴール2アシストを記録。ライプツィヒ戦で決めた直接FKを始め攻撃面でも印象に残る活躍をしたが、守備面でもタックル数47回(3位)と攻守に渡って存在感を発揮した。チームのベスト16進出に大きく貢献した。次点にはミコラ・モロジェク(ディナモ・キエフ/ウクライナ)を選出。10試合に出場したモロジェクは、2ゴール3アシストを記録。ディナモ・キエフのベスト16入りに大きく貢献した。
▽MF
CMFにはアマドゥ・ハイダラ(ザルツブルク/オースリア)、ヴァロン・ベリシャ(ザルツブルク/オーストリア)を選出。を選出。20歳のハイダラは、14試合に出場し2ゴールを記録。タックル数55回(1位)、デュエル勝利数123回(1位)と中盤で相手選手を潰す役割を果たし、チームのベスト4進出に大きく貢献した。また、3月に行われた日本代表戦でもフル出場を果たした。13試合に出場したコソボ代表のベリシャは、5ゴール1アシストを記録。キーパスを33本(2位)を通すなど多くのチャンスを演出し、ザルツブルクのベスト4入りに大きく貢献した。中でもドルトムント戦での2ゴールは圧巻のパフォーマンスだった。次点にはディアディエ・サマセク(ザルツブルク/オーストリア)、ブルーノ・フェルナンデス(スポルティング/ポルトガル)を選出。ハイダラ同様にマリ代表のサマセクは、12試合に出場し1アシストを記録。タックル数50回(2位)、インターセプト数28回(3位)を記録し、ハイダラと共にザルツブルクの中盤を掌握した。ブルーノ・フェルナンデスは、6試合で3ゴール3アシストを記録するなどハイパフォーマンスを連発。中でもアスタナ戦で決めたスーパーゴールは、今季のELのベストゴールの1つだろう。
OMFにはディミトリ・パイェ(マルセイユ/フランス)、マヌエル・フェルナンデス(ロコモティフ・モスクワ/ロシア)を選出。12試合に出場したパイェは、3ゴール7アシストを記録しアシスト王にも輝いた。キーパス37本(1位)を記録するなど、マルセイユの決勝進出に大きく貢献した。しかし、決勝戦アトレティコ・マドリード戦で32分で負傷退場。チームが敗れると共に、ロシアW杯の出場も逃した。マヌエル・フェルナンデスは10試合に出場し6ゴールを記録。内訳をみるとグループステージのズリン戦と、決勝トーナメント1回戦ニース戦の2試合でハットトリックを記録。チームに勢いを与えると共に、ベスト16進出へ大きく貢献した。次点にはセルヒオ・カナレス(レアル・ソシエダ/スペイン)、ルイス・アルベルト(ラツィオ/イタリア)を選出。7試合に出場したカナレスは、6アシスト(2位)を記録。キーパスも29本(3位)を記録するなどソシエダの攻撃を組み立てた。ただし、カナレスとソシエダの契約は今季限りとなっており、今後の動向に注目だ。アルベルトは移籍2年目の今季、眠っていた才能がようやく開花。ELでは9試合に出場し1ゴール5アシストを記録。インモービレと共にラツィオの攻撃の中心としてチームを引っ張った。
▽FW
CFにはアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード/スペイン)とチーロ・インモービレ(ラツィオ/イタリア)を選出。今季のEL最優秀選手にも選出したグリーズマンは、8試合に出場し6ゴール2アシストを記録。決勝では決勝点となる2ゴールを決め、チームの13-14シーズンのリーグ戦以来およそ4シーズンぶりのタイトル獲得に大きく貢献すると共に、自身にとってもアトレティコでの初の主要タイトル獲得となった。インモービレは9試合に出場し8ゴールを記録し得点王に輝いた。チームは準々決勝でザルツブルクに大逆転を演じられ、惜しくもベスト8で敗退となった。次点にはアリツ・アドゥリス(アスレティック・ビルバオ/スペイン)、ジュニオール・モラエス(ディナモ・キエフ/ウクライナ)を選出。10試合に出場した37歳のアドゥリスは、8ゴール1アシストを記録しインモービレと並んで得点王に輝いた。チームは決勝トーナメント2回戦でマルセイユに敗れベスト16で大会を後にすることとなった。モラエスは10試合に出場し7ゴールを記録。グループステージでは6ゴールを決め。チームの決勝トーナメント進出へ大きく貢献した。
*あくまでも自社計測ですので、公式と異なるのはご了承下さい。
〈ベスト11 セカンドチーム〉