▽17日、2021-22シーズンからセリエBで戦うパルマは、2020-21シーズン限りでユベントスを退団した元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(43)を獲得したと発表した。2023年夏までの2年契約を締結している。
▽ブッフォンはパルマの下部組織出身。1995-96シーズンに17歳でトップチームデビューを飾り、パルマで公式戦225試合に出場した。2001年夏に当時のGK史上最高額でユベントスへ完全移籍を果たした。ユベントスではパリ・サンジェルマンへと移籍した2018-19シーズン以外の19シーズンプレーし、公式戦685試合に出場。10度のセリエA優勝や5度のコッパ・イタリア制覇に貢献。直近の2020-21シーズンはコッパ・イタリア全5試合に出場し優勝に貢献していた。また、イタリア代表としては歴代最多の176試合に出場。2006年に行われたドイツW杯優勝にも正GKとして貢献している。
▽2018-19シーズンからセリエAで戦っていたパルマだが、2020-21シーズンは開幕から調子が上がらず、終盤は9連敗を喫しセリエBへの降格が決定。先日、新監督に2020-21シーズンマンチェスター・シティU-23を率い、リーグ優勝に導いていたエンツォ・マレスカ氏を新監督に招聘したと発表している。ちなみにマレスカ新監督は41歳でブッフォンは43歳。
《ジャンルイジ・ブッフォンの2020-21シーズンの成績》
セリエA:8試合5失点
UEFAチャンピオンズリーグ:1試合
コッパ・イタリア:5試合4失点