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M-150W杯に臨むU-20日本代表暫定メンバーについて

 タイサッカー協会は26日、12月にタイで開催されるM-150W杯を戦うU-20日本代表メンバーを発表した。しかし、日本サッカー協会の正式発表は今月末の予定であり、あくまで「暫定」のようだ。特に、冬の高校サッカー選手権にも出場するFW安藤瑞季(長崎総合科学大学附属高等学校)や全日本インカレに出場するGK阿部航斗、MF三苫薫(共に筑波大)、FW旗手怜央(順天堂大)もその中に含まれており、ともすれば全ての了承を取れていない可能性もある。

【現時点での代表メンバー】

▼GK
大迫敬介(広島ユース)
谷晃生(G大阪U-18)
阿部航斗(筑波大)

▼DF
立田悠悟(清水)
菅原由勢(名古屋U-18)
麻田将吾(京都)
橋岡大樹(浦和ユース)
椎橋慧也(仙台)

▼MF
平川怜(FC東京)
椿直起(横浜FMユース)
長沼洋一(山形)
神谷優太(湘南)
井上潮音(東京V)
渡辺皓太(東京V)
三笘薫(筑波大)
藤本寛也(東京Vユース)
荻原拓也(浦和ユース)

▼FW
永藤歩(山形)
岸本武流(C大阪)
旗手怜央(順天堂大)
菅大輝(札幌)
小松蓮(産業能率大)
安藤瑞季(長崎総合科学大附高)

上記は、弊サイト独自で予想したポジション設定である。

森保ジャパンの軸を広島時代に実践した3-6-1とするならば、CBの中央に橋岡を配置。仙台で3バックの左を担当している椎橋、U17W杯でも3バックの右を経験している菅原を配置。
立田は橋岡と争う形、麻田はサイドを主戦場ともできるため、現状のこのチームであれば、あえて先発ではなく控えにいてこそ価値が高まると考えた。

喜田陽(C大阪U-18)のようなDMF系選手が招集されていない点も一つのポイント。全体を統制する神谷に、J1デビューし、勢いのある平川を組み合わせた。もちろん、東京V勢の3人もこのポジションで戦うことができる。
サイドには札幌でシーズン通して戦力となった菅と、かつての教え子長沼を配置。椿、荻原はサイドの控え枠に。
前目のインサイドハーフ、またはセカンドトップというこのシステム上で最も核となるポジションにはマルチロールの旗手や三苫が値する。様々な組み合わせの中から旗手・渡辺をチョイスした。

ワントップにはJ3でシーズンを通した岸本を配したが、安藤や小松も考慮。また三苫が中盤ならば前に旗手というパターンもあるか。

守護神は、こちらも教え子の大迫を起用。谷や阿部にもチャンスはあるだろうが、経験値やスキル面で世代筆頭格の大迫がファーストチョイスにはなるだろう。