▼昨季は開幕から苦しい戦いを余儀なくされたエバートン。一時は降格圏に沈み、第15節を終えた時点でマルコ・シウバ監督を解任した。その後、ダンカン・ファーガソン暫定監督を経て、ナポリの監督を退任していたカルロス・アンチェロッティが新監督に就任。チェルシーでプレミアリーグ制覇の経験のある名将はチームの立て直しに成功し、終盤に再び失速するも12位でフィニッシュした。
▼今夏は目標のCL出場権を獲得するために大型補強を敢行。アンチェロッティ監督と3度目のタッグとなるコロンビア代表FWハメス・ロドリゲス、ナポリ時代の教え子であるブラジル代表MFアラン、降格したワトフォードで躍動していたフランス人MFアブドゥライェ・ドゥクレを立て続けに補強した。
▼アンチェロッティ監督が熟知している選手を即戦力に加え大幅な戦力アップに成功したエバートン。目標の4位以内の目指し、2020-21シーズンは好スタートを切れるだろうか。
クラブの基本情報
● 創立:1878年
● ホームタウン:リバプール/Liverpool
● ホームスタジアム:グディソン・パーク/グディソン・パーク
● リーグ優勝:9回
● 監督:カルロス・アンチェロッティ
● アシスタント:ダンカン・ファーガソン
所属選手
*ポジションはエバートンのホームページを参考
▼GK
1 ジョーダン・ピックフォード
31 ジョアン・ヴィルジニア
33 ロビン・オルセン
49 ヨナス・レッスル
▼DF
2 ジョンジョ・ケニー
4 メイソン・ホルゲイト
5 マイケル・キーン
12 リュカ・ディーニュ
13 ジェリー・ミナ
18 ニールス・ヌゥクンク
22 ベン・ゴドフレイ
23 シェイマス・コールマン(主将)
32 ジャラッド・ブランスウェイト
▼MF
4 アラン
8 ファビアン・デルフ
10 ギルフィ・シグルズソン
16 アブドゥライェ・ドゥクレ
17 アレックス・イウォビ
21 アンドレ・ゴメス
25 ジャン=フィリップ・グバミン
26 トム・デイビス
30 ムハメド・ベシッチ
34 ベニ・バニンギメ
▼FW
7 リシャーリソン
9 ドミニク・キャルバート=ルーウィン
14 ジェンク・トスン
19 ハメス・ロドリゲス
20 ベルナール
24 アンソニー・ゴードン
29 ヤニック・ボラシー
移籍動向
【IN】
▼GK
ロビン・オルセン ローマ(イタリア)よりローン移籍で加入
ヨナス・レッスル ローン先のハダースフィールド(2部)より復帰
▼DF
ニールス・ヌゥクンク マルセイユ(フランス)より完全移籍で加入
ベン・ゴドフレイ ノリッジ(2部)より完全移籍で加入
ジョンジョ・ケニー ローン先のシャルケ(ドイツ)より復帰
▼MF
アラン ナポリ(イタリア)より完全移籍で加入
アブドゥライェ・ドゥクレ ワトフォード(2部)より完全移籍で加入
▼FW
ハメス・ロドリゲス レアル・マドリード(スペイン)よりフリートランスファーで加入
ヤニック・ボラシー ローン先のスポルティング(ポルトガル)より復帰
サンドロ・ラミレス ローン先のレアル・バジャドリード(スペイン)より復帰
《ひとことメモ》
▼アンチェロッティ監督の教え子であるアラン、ハメス・ロドリゲスを獲得
▼降格したワトフォードからアブドゥライェ・ドゥクレを獲得
【OUT】
▼GK
マールテン・ステケレンブルフ 契約満了に伴い退団 アヤックス(オランダ)に加入
▼DF
レイトン・ベインズ 現役引退 若手選手担当のコーチに就任
クコ・マルティナ 契約満了に伴い退団 無所属
ルーク・ガーバット 契約満了に伴い退団 ブラックプール(3部)に加入
ジブリル・シディベ ローン契約満了に伴いモナコ(フランス)に復帰
▼MF
モルガン・シュネデルラン ニース(フランス)へ完全移籍
キーラン・ダウエル ノリッジ(2部)へ完全移籍
▼FW
モイズ・キーン パリ・サンジェルマン(フランス)へローン移籍
セオ・ウォルコット サウサンプトンへローン移籍
サンドロ・ラミレス ウエスカ(スペイン)へフリートランスファーで移籍
ウマル・ニアッセ 契約満了に伴い退団 無所属
《ひとことメモ》
▼チーム最古参のレイトン・ベインズが現役引退。
▼ローン移籍で加入していたジブリル・シディベは買い取らず。
▼マールテン・ステケレンブルフが古巣アヤックスに復帰。
▼モイズ・キーンとセオ・ウォルコットがローン移籍。
プレシーズン
エバートン 3-3 ブラックプール(得点者:キャルバート=ルーウィン、シグルズソン×2)
エバートン 2-0 プレストン(得点者:ケニー、キャルバート=ルーウィン)
フォーメーション
基本フォーメーション/4-3-3
《ひとことメモ》
▼スタメンに応じてフォーメーションを変更することが考えられる。
▼ハメス・ロドリゲスを獲得したため、トップ下を置くシステムを採用することも考えられるが、アンチェロッティ監督が同選手を最も起用しているポジションはRWGであった。
▼アラン、アブドゥライェ・ドゥクレ、アンドレ・ゴメスの3人をスタメンで起用したいため中盤は3枚と予想。
▼レギュラー候補のメイソン・ホルゲイトだが、負傷のため開幕から数試合を欠場すると予想。
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