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【AFCアジアカップ2019】イラン代表メンバー&注目選手

 日本代表と並びアジア最強と称される”イラン代表”。アジアカップ開幕前は中心選手に負傷者が続出するなど不安視されたが、サイード・エザトラヒ(レディング)以外はなんとか23名のメンバーに選出された。

 今回、『Evolving Data』が独自にイラン代表の予想メンバーと注目選手を厳選!これを見てアジアカップを予習しよう!

アジアカップでのイラン代表の戦績

 今大会が14大会ぶり14回目の出場。日本代表の4回に次ぐ3回の優勝を誇るが、1976年に行われた自国開催から優勝は遠のいている。

優勝:3回(1968,1972,1976)
3位:4回(1980,1988,1996,2004)

予想メンバー&予想フォーメーション

監督:カルロス・ケイロス

《メンバー》

▼GK
アリレザ・ベイランバンド(ペルセポリス)
パヤム・ニアズマンド(セパハン)
アミル・アベドサデフ(マルティモ/ポルトガル)

▼DF
ヴォリア・ガフーリ(エステグラル)
エフサン・ハジ・サフィ(トラークトゥール・サーズィ)
ルーズベフ・チェシュミ(エステグラル)
ミラド・モハマディ(アフマト・クロズヌイ/ロシア)
モルテザ・プラリガンジ(オイペン/ベルギー)
ホセイン・カナーニ(マシンサーズィー)
ペイマン・モンタゼリ(エステグラル)
マジド・ホセイニ(トラブゾンスポル/トルコ)
ラミン・レザイエアン(アル・シャハニア/カタール)

▼MF
アフマド・ノールッラヒー(ペルセポリス)
マソード・ショジャエイ(トラークトゥール・サーズィ)
オミド・エブラヒミ(アル・アハリ/カタール)
バヒド・アミリ(トラブゾンスポル/トルコ)
サーマン・ゴッドス(アミアン/フランス)
メフディ・トラビ(サピア)
メフディ・タレミ(アル・ガラファ/カタール)
アリレザ・ジャハンバフシュ(ブライトン/イングランド)
アシュカン・デジャガ(トラークトゥール・サーズィ)

▼FW
サルダル・アズムン(ルビン・カザン/ロシア)
カリム・アンサリファルド(ノッティンガム・フォレスト/イングランド2部)

《予想フォーメーション》

日程

《グループD》
第1節
1/7(月)
イラン vs イエメン(25:00)

第2節
1/12(土)
ベトナム vs イラン(20:00)

第3節
1/16(水)
イラン vs イラク(25:00)

注目選手


アリレザ・ベイランバンド(Alireza Beiranvand)
Pos :GK
生年月日:1992/9/21(26歳)
身長/体重:194cm/85kg
所属:ペルセポリス

 ロシアW杯で名を挙げたイラン代表の不動の正守護神。194cmと長身ながら反応が早く、ロシアW杯ではクリスティアーノ・ロナウドのPKを止めた。また、遊牧民時代に鍛えられた肩を活かした60m超のスローイングは非常に正確で攻撃の起点となる。現在は母国の強豪ペルセポリスで正GKを務めているが、本人も欧州でのプレーを希望しており近い将来に欧州へと移籍すると言われる。

↓詳しくはこちらをどうぞ!

【選手名鑑】ベイランバンドの現在地|ホームレスも経験したイラン代表GKの壮絶な道程

モルテザ・プラリガンジ(Morteza Pouraliganji)
Pos :CB
生年月日:1992/4/19(26歳)
身長/体重:187cm/83kg
所属:オイペン(ベルギー)

 イラン代表の守備の要。代表ではDFとしては非常に珍しい背番号「8」を着用するがCBとしてプレーする。18年夏にベルギーのオイペンへ移籍する前までは母国イランや中国、カタールでプレーしていた。10月に負傷しアジアカップ出場も危ぶまれたが、大会直前に復帰を果たしメンバーに名を連ねた。
 

アリレザ・ジャハンバフシュ(Alireza Jahanbakhsh)
Pos :CF/OMF
生年月日:1993/8/11(25歳)
身長/体重:180cm/76kg
所属:ブライトン(イングランド)

 昨季のエールディビジ得点王。左右両足から放たれるキャノン砲に加え、スピードのあるドリブル、ラストパス、クロスも非常に正確だ。そのプレー姿は、かつてインタビューで自身のアイドルと語っていた若き日のクリスティアーノ・ロナウドとも重なるように見えた。今季加入したブライトンでは11月に負った負傷の影響でプレミアリーグ初ゴールはお預けとなっている。アジアカップの出場も危ぶまれたが、決勝トーナメントからの復帰を目指しリハビリに取り組んでいる。

サルダル・アズムン(Sardar Azmoun)
Pos :CF
生年月日:1995/1/1(24歳)
身長/体重:186cm/80kg
所属:ルビン・カザン(ロシア)

 ロシアW杯後に宣言した代表引退を撤回し帰ってきたエース。186cmと大柄だが足元が柔軟で、代表では約100分に1ゴールという驚異的なペースでゴールを量産している。復帰したばかりのジャハンバフシュは本調子でないことが予想され、アジアカップで最も脅威となるイラン代表選手は間違いなくアズムンであろう。

《【AFCアジアカップ2019】大会概要と出場国》

【AFCアジアカップ2019】大会概要と出場国