日本サッカー協会は7日、ブラジル遠征に挑むU-19日本代表メンバー20名を発表した。遠征メンバーには、DF橋岡大樹やMF郷家友太などに加え、高3世代のDF菅原由勢や宮代大聖などが選ばれた。筑波大のDF角田涼太朗が初招集を受けたほか、全国高校サッカー選手権初戦を控える桐光学園高2年のMF西川潤も遠征メンバーに選ばれている。
招集メンバーは以下の通り
▼GK
大迫敬介(サンフレッチェ広島)
谷晃生(ガンバ大阪)
▼DF
橋岡大樹(浦和レッズ)
宮本駿晃(柏レイソル)
角田涼太朗(筑波大学)
川井歩(サンフレッチェ広島)
瀬古歩夢(セレッソ大阪)
菅原由勢(名古屋グランパス)
小林友希(ヴィッセル神戸)
▼MF
齊藤未月(湘南ベルマーレ)
中島元彦(セレッソ大阪)
郷家友太(ヴィッセル神戸)
山田康太(横浜F・マリノス)
平川怜(FC東京)
斉藤光毅(横浜FCユース)
西川潤(桐光学園高校)
▼FW
田川亨介(サガン鳥栖)
宮代大聖(川崎フロンターレ)
中村敬斗(ガンバ大阪)
久保建英(横浜F・マリノス)
U-19日本代表は13日に出国し、ブラジルで3試合を戦い、23日の帰国を予定している。21日の第3戦ではU-19ブラジル代表と対戦。17日の第1戦および19日の第2戦の対戦相手は現在調整中となっている。
そのため、大会期間が重なったクラブワールドカップに出場するMF安部裕葵や負傷離脱中の選手たちが今回の招集から離れている。
00世代を小学年代から牽引してきたディフェンスラインDF菅原由勢、DF瀬古歩夢、DF小林友希がようやく揃ったことや、爆発的なオフェンスユニットであるFW宮代大聖、FW中村敬斗、FW久保建英の組み合わせ、また本来は東京世代の1つ下の学年にあたるFW久保、FW斎藤光毅、MF西川潤が名を連ねた。
東京五輪世代のチームにあって、一つ上の世代となるU-21代表に何人入り込めるかがこの世代の鍵となる。国内だけでなく、既にフル代表の主軸を務めるMF堂安律やDF冨安健洋といった海外組の存在もあり、個人のパフォーマンスをいかに高めて自らを売り出していくことが全体の強化にもつながる。数多くの国際遠征を経験してきた世代だからこそ、海外相手に戦える姿をまた見せてほしいところだ。