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【チャンピオンシップ】Evolving Data厳選!各表彰&ベストイレブン

 全24チームで争われるチャンピオンシップ(イングランド2部)。今シーズン前に大型補強を敢行したウォルバーハンプトンが見事優勝を果たし、来季のプレミアリーグ復帰を決めた。自動昇格可能な2位争いは最終節までもつれ込む形となり、フラムの猛烈な追撃に耐えカーディフが2位の座を死守し、こちらもプレミアリーグ復帰を果たした。リーグ戦は終わったものの、5月12日からは最終順位3位~6位となった4チームでにおけるノックアウト昇格プレーオフが行われる。果たして最後の1枠を掴むのはどのチームになるだろうか。
 一方、昨季までプレミアリーグの常連であったサンダーランドが2年連続の降格を味わうこととなった。来季は3部の舞台で名門復活をかけ、新たなスタートを切ることとなる。
 それではEvolving Dataが独自に厳選した、今季のチャンピオンシップの各表彰&ベストイレブンをみていこう。


▽最優秀選手
MF ジェームズ・マディソン(ノーリッジ)44試合14ゴール8アシスト

▽最優秀若手選手
FW ライアン・セセニョン(フラム)46試合15ゴール6アシスト

▽カムバック賞
DF ジョン・テリー(アストン・ビラ)32試合1ゴール1アシスト

▽得点王
FW マチェイ・ヴィドラ(ダービー)21ゴール

▽アシスト王
MF ロベルト・スノッドグラス(アストン・ビラ)14アシスト
DF バリー・ダグラス(ウォルバーハンプトン)14アシスト

▽最多クリーンシート
GK ジョン・ルディ(ウォルバーハンプトン)24試合

▽最多セーブ
GK バルトシュ・ビャウコウフスキ(イプスウィッチ)155回

▽最多タックル
MF マッシモ・ルオンゴ(QPR)148回

▽最多インターセプト
DF カーティス・デイビス(ダービー)124回

▽最多クリア
DF カーティス・デイビス(ダービー)398回

▽最多デュエル勝利
FW スティーブ・モリソン(ミルウォール)419回

▽最多ドリブル成功
FW アダマ・トラオレ(ミドルズブラ)243回

▽最多パス成功
MF トム・ケアニー(フラム)2471本

▽最多キーパス
MF ジェームズ・マディソン(ノーリッジ)124本

▽最多クロス
MF ルーク・フリーマン(QPR)106本

▽順位
1.ウォルバーハンプトン(昇格)
2.カーディフ(昇格)
3.フラム(昇格プレーオフ)
4.アストン・ビラ(昇格プレーオフ)
5.ミドルズブラ(昇格プレーオフ)
6.ダービー(昇格プレーオフ)
7.プレストン
8.ミルウォール
9.ブレントフォード
10.シェフィールド・ユナイテッド
11.ブリストル・シティ
12.イプスウィッチ
13.リーズ
14.ノーリッジ
15.シェフィールド・ウェンズデイ
16.QPR
17.ノッティンガム・フォレスト
18.ハル・シティ
19.バーミンガム
20.レディング
21.ボルトン
22.バーンズリー(降格)
23.バートン(降格)
24.サンダーランド(降格)

2ページ目では今季のベストイレブンをご紹介!




〈ベスト11〉

▽GK
 GKはサム・ジョンストン(アストン・ビラ)を選出。マンチェスター・ユナイテッドから2シーズン続けてレンタルで加入しているジョンストンは、最終節の1試合を除く全試合に先発出場し、クリーンシート20試合(2位)、134セーブ(3位)、セーブ率77%(1位)とシーズンを通じて安定したパフォーマンスをみせた。シーズン終了後の完全移籍での買い取りが濃厚だ。次点にはジョン・ルディ(ウォルバーハンプトン)を選出。こちらも最終節を除く全試合に先発出場し、クリーンシート24試合(1位)、100セーブ(14位)、セーブ率74%(2位)と優勝に大きく貢献する活躍をみせた。

▽DF
 CBはウィーリー・ボリー(ウォルバーハンプトン)とショーン・モリソン(カーディフ)を選出。ポルトからレンタルで加入しているボリーは、シーズン最小失点に抑えたウォルバーハンプトンの守備の要として36試合に先発出場。身長195cmの高さを活かし、相手FWに空中戦で自由を与えなかった。カーディフの主将を務めるモリソンも、身長194cmを活かした空中戦で相手FWに勝負させなかった。また5ゴールをマークするなどセットプレーでも脅威となった。次点にはソル・バンバ(カーディフ)。カーティス・デイビスを選出。バンバはベスト11に選出したモリソンと共に、カーディフをリーグで2番目に少ない失点数に抑えた。デイビスはインターセプト数、クリア数でリーグ1位を記録するなど安定したパフォーマンスをみせた。
 SBはブルーノ・エクレ・マンガ(カーディフ)とバリー・ダグラス(ウォルバーハンプトン)を選出。本職がCBのマンガは、RSBとして数試合に出場し安定したパフォーマンスを披露。3バックを採用しているウォルバーハンプトンではLWBでのプレーとなったダグラスは、DFとしては異例の5ゴール14アシストを記録。セットプレーのキッカーも任され、攻撃面で大きく存在感をみせた。次点にはジョー・ブライアン(ブリストル・シティ)を選出。43試合に出場し5ゴール3アシストを記録。大会は異なるが、EFLカップ準々決勝ではマンチェスター・ユナイテッド相手に貴重な先制点を決め、強豪相手にジャイアントキリングを達成してみせた。

▽MF
 DMFにはルベン・ネベス(ウォルバーハンプトン)を選出。シーズン開幕前、ポルトで史上最年少でキャプテンマークを巻いた男のイングランド2部移籍は非常に話題となったが、その期待に応えるハイパフォーマンスを披露。中でもダービー戦で決めたスーパーボレーは今季のチャンピオンシップのベストゴールの1つだろう。次点にはジョー・ロールズ(カーディフ)を選出。カーディフの生え抜きのロールズは、今季37試合に出場し7ゴール4アシストを記録。守備陣と攻撃陣のつなぎ役としてチームに貢献した。
 OMFにはトム・ケアニー(フラム)とジェームズ・マディソン(ノーリッジ)を選出。フラムの主将のケアニーは、攻撃的MFでありながらパス本数2471回(1位)パス成功率91%(1位)、ドリブル成功率84%と高いパフォーマンスを披露した。マディソンは今季最もチャンピオンシップでブレイクした選手といえるだろう。その存在はシーズン開幕前はほとんど知られていなかったが、終わってみれば44試合14ゴール8アシストを記録。昇格が叶わなっかったノーリッジは、今年の夏のマディソンの放出は止む負えないだろう。次点にはジャック・グリーリッシュ(アストン・ビラ)、ボビー・リード(ブリストル・シティ)、ロベルト・スノッドグラス(アストン・ビラ)を選出。グリーリッシュはケガに苦しんだシーズンとなったが、出場すればハイパフォーマンスを連発。中でもカーディフ戦で決めたスーパーボレーは、今季のチームの年間最優秀ゴールに選出された。リードは身長170cmと小柄ながらも、44試合で19ゴール7アシストを記録した。ウェストハムからレンタルで加入しているスノッドグラスは、恩師スティーブ・ブルース監督の下で復活を遂げ7ゴール14アシストを記録した。

▽FW
 LWGにはライアン・セセニョン(フラム)を選出。17歳のセセニョンは、今季LSBからLWGにコンバートされると才能さらにが開花。全試合に出場し15ゴール6アシストを記録。次点にはオリエ・ワトキンス(ブレントフォード)を選出。22歳ながらレギュラーに抜擢され10ゴール5アシストを記録。さらにスピードを活かしたドリブルでリーグ3位の122回のドリブルを成功させた。
 RWGにはアダマ・トラオレ(ミドルズブラ)を選出。昨年プレミアリーグでもその実力を発揮したトラオレだが、今季は課題だったゴールに直結するプレーが増え。5ゴール10アシストを記録。さらに卓越しているのが、全46試合中34試合(先発は26試合)の出場に関わらず243回(1位)を記録したドリブル成功数で、なんと2位と100回以上差をつけた。90分平均のドリブル成功数を算出すると、およそ9.7回と欧州でもずば抜けた数字を記録。ネイマール(パリ・サンジェルマン)は7.1回、エデン・アザール(チェルシー)は6.2回、リオネル・メッシ(バルセロナ)は5.3回と、リーグのレベルは違うとはいえど、世界屈指のドリブラーと比較してもずば抜けた数字だとわかる。来季の活躍にも期待だ。次点にはイバン・カバレイロ(ウォルバーハンプトン)を選出。20歳でポルトガル代表に選出されたカバレイロは、加入後2年目となる今季その大いなる才能を発揮し9ゴール12アシストを記録した。
 CFにはディオゴ・ジョッタ(ウォルバーハンプトン)を選出。未来のポルトガル代表のエースとして期待されるジョッタは、21歳ながら17ゴール5アシストを記録。この活躍を受け、ウォルバーハンプトンはレンタル元のアトレティコ・マドリードから完全移籍での買い取りを決めた。次点にはルイス・グラバン(アストン・ビラ)を選出。全46試合中34試合の出場となったが、得点ランキング2位の20ゴールを記録した。

*あくまでも自社制定ですので、公式と異なるのはご了承下さい。

〈ベスト11 セカンドチーム〉

え、スポーツ好きなのに、まだDAZNに入ってないの?!