Transfermarktは7日午後、最新の市場価値ランキングを発表した。その中には、もちろん日本人も日本人選手も含まれているが、Jリーグの上位に位置づける選手たちについて見ていこう。
1位は、名古屋グランパスへの移籍が発表されたばかりの元セレソン、FWジョーがランクイン。3位には元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキと世界的名選手が揃う中で、2位にセレッソ大阪のMF清武弘嗣がランクイン。下落こそしているが、ヨーロッパでの実績に加えて、今季2冠達成に貢献したことも評価されているようだ。
得点王争いを繰り広げたFW小林悠とFW杉本健勇もそれぞれ、2.3万ユーロ、2万ユーロと高い位置にランクしているが、注目はE-1選手権の初戦でスタメンにも選出されたDF谷口彰悟が、1.8万ユーロでリーグ内10位。堅実な守備が持ち味だが、リーグ制覇や代表選出にもあり、価値が高くなった格好か。
若手からは20位、1.5万ユーロでGK中村航輔が入っている。こちらも、来季ACLを確保、個人としてもベストイレブン、代表初先発と躍進を遂げた一人だ。
FWヤン・ドンヒョンやMFユン・イルロクら、昨日・本日移籍が発表された選手たちを含めて合計65名が1万ユーロ以上となっている。また、まださすがに下位だが、FC東京とプロ契約を結んだMF久保建英にもついに市場価値がついた。まだ3000ユーロと高くはないが、全世界の2001年生まれの中では4位、日本人では414位、リーグ内では314位となっており、並み居る大人たちをこれから彼は一気に抜いていくことになると思われる。