Evolving Data Labo

【J1-1節】圧倒的安定感をもたらす渡部博文の存在感【清水vs神戸】

開幕したのもあり、ノーマルなご紹介は大きなメディアさんにお願いすることとして、
細かなデータ分析を、サイト自体含めて進化させていきますので、
みなさま本年はどうぞ宜しくお願いします!

まずは開幕節の開幕試合、
今季初ゴールも誕生した【清水 vs 神戸】いってみましょう!

神戸先制点/橋本和

唯一訪れた得点シーン。右CKをST田中順也が蹴り込むと反応したのは2016J1で圧倒的な空中戦勝率を誇ったCB渡部博文がヘッド!それを昨年仙台で共にゴールを守った清水GK六反勇治が弾くと、そこに詰めたのはRSB六平光政のマークを振り切ったLSB橋本和が決め込んだ。
たしかに、若干オフサイドのようにも見えるが、笛が鳴ってもいないのにプレーを止めることがあってはならない。LSB橋本和は上手く突いたといえる。
ゴール :橋本和
アシスト:
スタート:田中順也
コネクト:渡部博文
失点責任:六反勇治・六平光政

CB渡部博文の存在感

昨年の神戸と大きく異なる点がCB岩波拓也の相方がCB伊野波雅彦からCB渡部博文に変わったことがあげられる。単純に言って、空中戦勝率が48%→78%へとあがるのだ。GKキム・スンギュ・CB岩波拓也で堅固を誇りつつ、CB伊野波雅彦で地上戦を制す流れで穿ったとしてもCB岩波を釣りだしてしまえば、50%の確率で勝ててしまうのだ。格段にレベルが上ったと言っていい。
しかも、セットプレイ時にもこの効力は発揮される。仙台には痛く神戸には嬉しい良い獲得だったと言える。
1得点にも絡んだCB渡部博文がMOM、対する清水は失点責任にもなってしまったRSB六平光政がWOMとなる。 [adsense]