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【チャンピオンシップ・プレーオフ決勝プレビュー】ブレントフォード vs フラム|PO準決勝のハイライト付き!

《対戦カード》
ブレントフォード(Brentford) vs フラム(Fulham)

▽プレミアリーグ昇格へ、残り1つの椅子を掛けて争うチャンピオンシップ・プレーオフ。昨シーズンは、その前シーズンにプレーオフ決勝でフラムに敗れたアストン・ビラが、フランク・ランパード率いるダービー・カウンティに2-1で勝利し、見事プレミアリーグ昇格の切符を勝ち取った。

▽今年の決勝の組み合わせはレギュラーシーズン3位のブレントフォードと4位のフラムとなっている。

《キックオフ時間》
2020/8/5(水)03:45キックオフ(日本時間)
*日本では放送予定なし

《予想スタメン》
〈ブレントフォード〉フォーメーション4-3-3

▽負傷者:FWニコラオス・カレリス
▽出場停止:なし

《ひとことメモ》
● 注目は3人で57ゴールを記録したサイード・ベンラーマ、オリー・ワトキンス、ブライアン・エムベウモの強力3トップ。特に2020年になってからベンラーマは14ゴールを記録しており、決勝での爆発も期待される。
● プレーオフ決勝進出の立役者であるGKデイビット・ラーヤにも注目だ。レギュラーシーズンでリーグ最多の16試合でクリーンシートを達成したラーヤは、プレーオフ準決勝でも大活躍。2試合でPKストップを含む10セーブを記録するなどファインセーブを連発した。

〈フラム〉フォーメーション4-2-3-1

▽負傷者:MFネースケンス・ケバノ(軽傷)、FWアレクサンダル・ミトロビッチ(軽傷)
▽出場停止:なし

《ひとことメモ》
● プレーオフ準決勝2試合をレギュラーシーズン26ゴールを記録したミトロビッチが負傷欠場。決勝に間に合う可能性もある。
● ミトロビッチが欠場した場合の代役はボビー・リードが予想される。
● 注目は主将のトム・ケアニー。2年前のプレーオフ決勝アストン・ビラ戦では決勝ゴールを記録している。

《見どころ》
▽チャンピオンシップ屈指の攻撃力が魅力のブレントフォードは、レギュラーシーズンで全チーム最多の80ゴールを記録。失点も優勝したリーズの次に少ない38と数字だけ見るとストレートで昇格してもおかしくない成績だが、スタートダッシュに失敗したという点とシーズンのラスト2節を2連敗で終えたという点が悪く響いた。プレーオフ準決勝1st legも0-1でスウォンジーに敗れ、プレミアリーグ昇格は厳しいと思われたが、116年使用してきた本拠地グリフィン・パークでのラストマッチとなった2nd legで3-1の勝利を収め、2戦合計3-2で決勝へと勝ち進んだ。

▽一方のフラムは、昨シーズンプレミアリーグを戦ったメンバーから大きく変わり、新たなメンバーで2019-20シーズンに挑んだ。序盤から大エースのミトロビッチがゴールを量産し続け、常にプレーオフ圏内をキープ。レギュラーシーズンを4位で終えた。しかし、プレーオフ直前にミトロビッチが負傷。準決勝はエースがいない中、2戦合計3-2でカーディフに勝利。ミトロビッチはプレーオフ準決勝2試合を欠場したが、フラムの地元メディアによると決勝に間に合う可能性もあるようだ。この男がいるかいないかでは大きく試合の展開が変わってくるだろう。

《プレーオフ準決勝ハイライト》
●スウォンジー 1-0 ブレントフォード

●ブレントフォード 3-1 スウォンジー

●カーディフ 0-2 フラム

●フラム 1-2 カーディフ